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2005年4月27日

GW近し。

通勤電車が妙に空いてきた今日この頃。気の早い企業や有給の余っている人たち(って私も相当余ってますけどね、有給)は、既にゴールデンウィークに突入していたりするようですね。

GWは病院もカレンダー通りにお休みです。なので、通常業務は私たちもお休みします。
しかし自分は遊びに行く予定などまるで無く・・・仕事の予定はありです。まぁ、そんな人は世の中に掃いて捨てるほど居ますから、別に羨ましいとか思ってないですよ。
で、とりあえず、何となく医者になってからの自分のGWを振り返ってみることにしました。

医者になって最初のGW、それは確か医師国家試験の合格発表の直後でした。
私たちの時は3月国試、4月発表で、合格発表を確認した次の日から見習いが始まる・・・というような段取りだったと思います。私が最初に配属になったのは産科病棟でした。
GW明けからは研修医としての本格的な仕事が始まる、ということで、毎日病院に行っては先輩研修医(当時すごく偉い人に見えたのだ、これが)に仕事を教わったり、研修医同士で採血や点滴の練習をしたりしていました。

そしてそのGWに初めて知った驚愕の事実。産婦人科の若い医者というのは、ほぼ例外なく連休を当直連チャンで過ごしていたのです。とても綺麗でステキな先輩女医が、「今日はA病院、明日はB病院」といった感じで、でかいバッグを持ってひたすら毎日当直している姿を見て、愕然としました。
ま、今にして思えば「気づくの遅すぎ、何寝ぼけた事言ってるんだよ」ってな感じですが、おバカな私は、医局に入るまで知らなかったんですねぇ。

というわけで、1年目はそのように過ごし、2年目からはひたすらGWを当直で過ごしたのでした・・・。

そして恐ろしいことに、最近のGWはひたすらオンコール(何かあったときのための自宅待機)です。当直は給料が出ますが、オンコールは無償です。
ま、いいんですけどね・・・。