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2005年8月26日

うちの教授

久々に 女医ななこのひとりごと さまにトラバさせて頂きます。

「白い巨塔」がテレビで放映されていた頃、医局のラウンジでいろんな先生たちと教授についていろいろ語ったのですが、大きく分けると、「白い巨塔そのまんま派」と「そんな世界無いでしょ派」に完全に二分されていたように思います。
ななこ先生のところの教授は、気さくで親しみやすいもよう。ある意味羨ましいです。何でそんな風に言うかというと、私の所属させて頂いた教室は、まんま「白い巨塔」でした。いや・・・場合によってはそれより上だったかも。
もちろん教授回診はしっかり大名行列でしたよ。プレゼンするときに緊張したことといったら…大学を離れた今でも時々夢に見ます。

でもですね、私も教授のことはちゃんと尊敬しています。特にあの人間離れしたバイタリティには。
例えば、教授に論文を見て貰うため預けておくと、よくソースやしょうゆのしみが付いてくる。ご飯を食べるときも論文を見てくれているからです。
朝6時に築地集合で、数名でモツ煮込みをご馳走になったこともある(そういうとフレンドリーな印象を与えますが・・・)。朝6時からモツ煮込みを何杯も食べるんですよ。「おかわりして良いぞ!」って言われましたが、普通出来ませんって。ちなみにその後は当然仕事でしたが、教授以外は全員お腹壊しました。
まあ、他にもありますが。
頭の回転はもちろん速いですし。

恐怖政治をしくことが、良いことだと思っているわけでは無いですが、やっぱり教授になるということは簡単なことでは無いわけで、何だかんだ言ってどの教授も愛すべき存在であるなぁと思うのですが、そう思うのは自分が出世コースを離れた出張病院勤務医だからでしょうかねぇ。