ラップ療法
「イソジンうがいに有効性なし」など、消毒薬・ガーゼ交換の必要性について再検討されている今日この頃ですね。
手術後の創の消毒も必要ない、いやどちらかというとガーゼ交換はしない方が良いのでは?ということで、被覆剤が開発され、導入する病院が増えているみたいです。
創に被覆剤を貼ったままにするのでラップ療法とも言うらしい。
私の病院でも取り入れてますが、確かに今までのイソジン消毒してガーゼを当てる創に比べて、表面が綺麗なように思います。少なくとも今のところはトラブル無し。
実はここまでは前置きで。
恥ずかしながら私、先日にんじんを切っているときに、包丁でザクッと指を切ってしまいました・・・。
いちおう外科系なのに。はぁ、こんな私でごめん。
で、しばらく圧迫していたら血は止まったのですが、ここで思ったのですよ。
「この傷で例のヤツを試してみよう。」と。
そこで買ってきました、バンドエイドのキズパワーパッド。普通サイズ10枚入りで800円くらいです、高っ。(定価892円らしい)
まず傷を流水で洗い、水気を取った後、キズパワーパッドで覆います。
これで数日おくと。バンドエイドのHPによると、3倍早く治るとのことです。
現在覆った状態で3日目。3倍のスピードで治ってるかは不明ですが、貼り心地は悪くありません。
そのうちこれが主流になるのかも知れませんが、出来ればもうちょっと安くなって欲しいですね。
しかし・・・。外来の看護婦さんに「包丁で指切っちゃってさー」と言ったら、
「え!!先生、家で料理するの!?」
と力一杯びっくりされたのには、私がびっくりしました・・・。やはりそういうキャラだったのか。
コメント
その後、傷の具合如何でしょうか?
イソジンうがい派のにゃんです。風邪ひいたときにはイソジンで鼻うがいもしちゃいます。が、予防効果期待できずとは。。。
きっと、今では、梨も上手に剥けるようになったでしょうねぇ
投稿者: にゃん | 2005年11月 7日 13:30
ども>にゃん
治りましたよー、キズ。ただし3倍早かったかどうかは不明です。
イソジンは何となく消毒されている満足感が大きいですよね。手術でも、イソジンが使えないと(アレルギーなどで)、ちょっと消毒に対する達成感が足りないのです。
その辺がイソジンの凄いところだと思う。
投稿者: mariko | 2005年11月 8日 16:51