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2005年10月28日

神様お願い。

「ブラックジャックでよろしく」のモデルとして知られる心臓外科医、南淵明宏先生によると、心臓外科医の神様には12人の使徒が居るらしい。そしてこの神様が居なくなったら、それはメスを置くときなんだそうな。

産科の神様も、確かに居るような気がします。
外来で普通に健診に来た妊婦さんのお腹を触ったら・・・
「ん?何か変だぞ?」
とビビッときて、エコーやったりモニターとったりした後に緊急帝王切開になって、九死に一生を得た、というような事が、ごくごく稀にだけど数回ありました。
ま、多くは計測値であったり固さであったり何らかの根拠がありますけど。
でも、その妊婦さんがたまたまその日に健診に来た、ということは神の思し召しなのかも。(よく「赤ちゃんが知らせてくれたんだよ」って言ってますけど)

開業医の先生の中には、神懸かりとしか思えない臨床のカンを発揮される方もいらっしゃいますし。

ピンチの時に、神様が毎回現れてくれると助かるんだけどなぁ。
少なくとも医療を畏怖する心を持ち続けていないと、神様は居なくなってしまうそうですから、気をつけたいと思います。
だから神様、お願いします、見捨てないで下さいね。

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コメント

はじめまして。南淵氏の書籍は読んだことがありませんが、テレビで見てこんな医者にかかりたいと思いましたね。トラバします。