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2006年5月11日

産みたくても産めない世の中

県産科婦人科 医会の実態調査
産みたい でも産めない?

藤沢市では2015年に約1,000人の分娩が締め出しか

 神奈川県産科婦人科医会(八十島唯一会長)がこのほど発表した「分娩取り扱い数調査結果」の中で、藤沢市内の今後10年の可能分娩数も明らかになった。

 藤沢市では、2015年の推定取り扱い可能分娩数は、藤沢市民病院で422人、診療所で1721人、合計2143人の分娩が可能という数字がでた。02年の分娩数3215人に比べ、理論上1072人が市内で分娩できないことになる。

 調査は02年から3年間の各病院、診療所の実際の分娩数と、アンケートによる今後10年間の推定可能分娩数を明らかにしている。全国的に、産科医師の高齢化と産婦人科入局希望者の減少が続く中、藤沢市民病院では03年の分娩数437人をピークに、10年後も422人と微減で留まるが、診療所数は04年の9院から10年後には2院になる。

 「市でも医師の高齢化による閉院が増えている」と、藤沢市産科婦人科医会の吉田洋一会長。「藤沢市ではまだ若い医師が減少している影響は受けていないが、本当に危ないのはベテランの医師がいなくなった時なのでは」と話す。県同医会は今夏にも同様のアンケートを実施予定で、「分娩を取り止める医院はさらに増えるのでは」とみている。

現在9院ある診療所が10年後には2院とは・・・。藤沢って、皆に敬遠されるような僻地では全然無いのにねぇ。
「本当に危ないのはベテランの医師がいなくなったとき」というのは、全国的に言えることだと思います。

少子化対策ブラを作るよりも先に、産科崩壊対策ブラを作って世間にアピールした方が良いかも知れませんよ>トリンプさん

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コメント

トリンプさんに突っ込んだmarikoさんに座布団二枚。

少子化対策のためには、産科は必要条件、ついでに小児科もね。それとあのブラでは少子化解消必要行為を行なう意欲を損ねるような気がします。

>shy1221先生
どうもです。ここはひとつトリンプに突っ込まないとと思いまして。

>Yosyan先生
小児科の無いところでは産科なんて出来ないですから・・・。
検診に来たお母さんが、あのパンツはいてたらメチャひきますね。