« モルディブ・リゾート占い | メイン | 先日のニュース23 »

2006年7月22日

公判前整理手続き

医師に過失なしと弁護団
 具体的争点整理は持ち越し

 帝王切開手術で女性=当時(29)=を死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われた福島県立大野病院の産婦人科医加藤克彦被告(38)の公判前整理手続きの第1回協議が21日、福島地裁であった。地裁、検察、弁護団とも医療専門用語の意味を事前に擦り合わせることを確認したが、具体的な争点については8月11日の次回協議以降に持ち越した。

 平岩敬一主任弁護士らは協議後、福島市内で記者会見し「大量出血の予見可能性がなく、過失はなかった。胎盤をはがす方が出血を抑えられることが多く、女性も子宮摘出を望んでいなかった。異状死という認識もなかった」と起訴事実を否認し、無罪を主張する考えを示した。

 加藤被告の逮捕、起訴をめぐっては、医師会が抗議声明を出すなど反発が広がっている。
(共同)
(2006年07月21日 17時13分)

例の事件の公判前整理手続き、というのが始まったようですね。別報道では初公判は10月ごろの見込みとか。
検察側が今後どう出てくるのかが、気になるところです。

トラックバック

このリストは、次のエントリーを参照しています: 公判前整理手続き:

» はじまりました。 送信元 いなか小児科医
2006年7月21日 雨 福島県立大野病院産婦人科医不当逮捕事件に関連して動きで [詳しくはこちら]

»  「大野病院事件」初公判に向けてのエール 「医療事故と検察批判 」―東京女子医大事件、血友病エイズ事件、両無罪判決より- 送信元 紫色の顔の友達を助けたい
・検察官は、自然科学ないし医学の基本的知識なしに医師を起訴し有罪にしようとして [詳しくはこちら]