有名な方のようですね。
各所で話題のこの記事。S.Y's BLOGさんでも取り上げられてます。
「医療事故、交通事故より慰謝料高額に」東京地裁判決
長野県軽井沢町が運営する国保軽井沢病院で2003年10月、帝王切開で男児を出産後、出血性ショックで死亡した女性(当時32歳)の遺族が、死亡は手術ミスが原因だったとして、同町と産婦人科担当医に約1億8180万円の賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。
Click here to find out more!藤山雅行裁判長は、「担当医は女性の症状から腹部からの出血を疑うべきだったのに、診察をしなかった」などと病院側の責任を認め、同町などに計約7250万円の支払いを命じた。
訴訟では、医療事故の慰謝料を交通事故より高額にすべきかどうかが争点の一つとなった。
民事裁判では、医療事故は交通事故と同じ人身事故に位置付けられ、慰謝料も同じ基準になる例が多いが、判決は「患者は医師を信頼して身を委ねており、信頼を裏切られたことによる精神的苦痛が生じるため、慰謝料は交通事故よりも高額になる場合がある」と指摘。
その上で、交通事故のケースに約300万円を上乗せした2700万円を慰謝料として認め、将来の収入(逸失利益)などを合わせ計約7250万円を損害額とした。
原告側の弁護士は、「医療事故の慰謝料の方が交通事故よりも高くなりうると一般的に示した判決は珍しい」と話している。
(2006年7月26日20時39分 読売新聞)
血圧低下などがあっても診察しなかったのか、そもそも帝王切開する時点で重症(DICとか)だったのか、などが分かりませんので、本当に主治医に過失があったのかどうかは分かりませんが。
この藤山裁判長って方・・・かなり有名な方なんですね。
Wikipedia によると、以前は行政側に厳しい判決を多く出していたとか。
で、現在は東京地方裁判所医療訴訟集中部というところにいらっしゃると。
医療訴訟集中部というのがあるとは知りませんでしたが、どこか別の所に配属されて欲しかったです・・・ボソボソ。
コメント
はじめまして、こんにちは。
この裁判のことは何もくわしく知りませんが、ずいぶん厳しい判決だとは感じます。
これからますます産婦人科医が減って、わたしのムスメの代には入院する病院がなくなるのではないかと心配になります(泣)。
わたしは連休真っ只中に緊急帝王切開で出産したので、先生と助産士さんにすごくすごく感謝しています。
先生の忙しさをその時目の当たりにして、かなりビックリ!頭が下がる思いでした。
投稿者: まか | 2006年7月27日 17:53
こんばんは
mariko先生
この裁判の、鑑定書を書いた方は何方なんでしょうね...トンでも鑑定の一つかもしれません...
投稿者: befu | 2006年7月27日 23:39
>まかさん
コメントありがとうございます。
連休中に帝王切開…それは大変でしたね。でも連休に限って、そういうことってあるんですよね!
>befu先生
鑑定どんな感じで出てるんでしょうね。
投稿者: mariko | 2006年7月28日 06:51