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2005年4月 1日

4月1日から変わること

エイプリルフールではありますが、真面目なネタをもうひとつ。

4月1日から個人情報保護法が施行と言うことで、今日から、病気の告知はまず本人に行い、さらに本人以外(家族含む)に話すときには本人の許可を得なければならないようになりました。
今までは癌の告知などは、進行状態によっては家族にのみお話したり、先に家族にお話ししたりすることが多かったですけど、今度からはそういうのは違法なんだそうな。

あと、明日くらいから、「妊娠中毒症」が変わります。というか、妊娠中毒症という病名が無くなります。

コメント

自分の受け持ちではないんですが。
細かく書きませんが、LCCの大腿骨への転移が骨シンチで偶然見つかった患者がいます。
全く症状もなく歩いている方です。
こういう場合、今までならまず家族に話してどこまで本人に伝えるか。例えば転移について症状がでてないものまで伝えるか検討してから本人へ伝える・伝えないとしていたことが多いんですが・・・。
まず、本人へ伝えてというのは実際問題としてなかなか難しいですよね。
個人情報とはいえ、家族へ伝えるのもだめだというのはあまりにも現実を無視した状況だと思うんです。
なんだかなぁ・・・・
整形外科でときどきでくわすのが脊椎の圧迫骨折が実は、多発性骨髄腫がベースにある場合・・・
対応が全く変わってくるんですが例え相手が70〜80代とかの方でも本人にまず話せとなるんでしょうかねぇ・・・?

私もそう思います。特に高齢の方に対しては・・・ 実際にはどうすればいいんでしょう?
病院では、「ともかく本人に」と言ってましたけど。
みなさんどうしてるんですかねぇ。

妊娠中毒症の病名が無くなるって事を知らない同僚がいて、それまたびっくり。
あーうー。。

個人情報保護法は現場ではややこしい。。
最初に、病状説明は誰が聞くか?
小児科や新生児も高齢の方と同様、実際にどうするんでしょうかねぇ?
うちの施設では、病状説明を受ける人は誰か?を入院時から特定するように記録を残すようにしてます。
手探り状態で、現場はバタバタしてます。

しおりんさん、こんにちは。
妊娠中毒症って病名、さりげにまだ使われてませんか?なかなか変わっていくのは難しいですね。

個人情報はね・・・ まぁ未成年者は親に話すんで良いのだと思うんですけど、やっぱり本人にすべてをまず話すって言うのは難しいですね。