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2005年10月25日

Dr.コトー募集その2。

小池大臣自ら「Dr.コトー」募集 県と協調 沖縄の医師不足解消へ一役  小池百合子沖縄担当相は二十五日の閣議後会見で、医師不足が深刻化している沖縄の医療事情解消のため、全国に「Dr.コトー」の募集を呼び掛けた。

 小池沖縄相は「沖縄で産婦人科の医師が不足している。特に県立北部病院の産婦人科は四月から休診している。緊急対応できる病院が地域にないため北部に住む妊産婦の皆さんが大きな不安を抱いている」と現状を説明。その上で「全国のお医者さんに、ぜひ沖縄に来てほしいと申し上げたい。県立・公立病院で働くお医者さんを募集している」と訴えた。

 内閣府沖縄担当部局と県は「求ム ドクタア 美ら島プロヂェクト」と題し、特に産婦人科と脳神経外科の医師の確保を目指している。

関連 S.Y.'s Blog

どうしてもDr.コトーから離れられないようですね・・・。
私から見たDr.コトーのイメージって
「全科OKで何でも治す、診察室に寝泊まり、趣味無い、プライベート無い」
といったもので、決して人間的な生活を送れそうでは無いのですが、求められている人材ってこういう人なんでしょうか・・・。
少なくとも私の知っている産科医で、産婦人科以外の診療がバリバリこなせるって人は居ないですけど。それどころか患者が男の人ってだけでもさじを放り投げそうな勢いですよ。

「いやしのつえ」様でも取り上げて頂きました(ありがとうございます!じっぽ先生は文章が論理的で尊敬してます)が、そこで書かれているようにドラマ的献身だけを求めるのは止めて頂きたいです。
長続きするはずがないです。その場しのぎでなく、定着する産科医を求めるのなら、産科医の生活も考えて欲しい。
現実には殆どのベテラン医師が、それぞれの家族を持っているのだから。

沖縄北部地区の産科医不足に関しては、まちBBS沖縄にもスレがあり、熱い議論が交わされていました。→こちら
なかなか面白かったです。

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» 北部病院のDr.コトー? 送信元 2, Rue de Brique
Mariboo's blog「Dr.コトー募集その2。」にトラックバック。 いやしのつえ「『Dr.コトー』を探せ!」にリンク。    北部病院で... [詳しくはこちら]

コメント

男がキライで産科医になった私としては、離島で何でも診るなんて絶対ムリです・・・

どうせなら、募集の際に、医師が去った理由みたいなものを同時に提示すれば医師の共感も得られて、良心的な医師もひょっとすればでてくるかもしれない。

「産婦人科は忙しく、当直も多く、それに見合った給料もなく、おまけに一生懸命尽くした結果の合併症をミスと訴えられ、裁判官もそれに同調する・・・」
単純に研修制度の改正と、医局制度の崩壊だけが理由じゃないってことを国民に示さない限り、産科医師の共感はないでしょう。

>shy1221先生 もちろん私だって無理ですー。

>hiroさん(先生?) 似た文章をm3comで拝見したような気もしますが・・・ 私も退職した理由を知りたいです。

トラックバックの送信をさせていただこうとしましたができなかったので、記事のリンクをさせていただきました。
沖縄の大学の医学生です。いつも読ませていただいております。