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2005年12月28日

県立八重山病院でも産科廃止のおそれ

きょうで仕事納め。これから年内は逃避します。あ、年明けは正月から働きますのでご心配なく・・・(小心者っぽい言い訳)

さて、S.Y.'s Blogさんで、この記事を知りました。

県立八重山病院の産科、廃止の恐れ 来年6月以降

無事に出産を終え、生まれたばかりの赤ちゃんを抱く女性=22日午後、石垣市の県立八重山病院

 【八重山】石垣市の県立八重山病院産婦人科が来年6月以降、4人から2人態勢となるため、分娩(ぶんべん)の処置が廃止される可能性が高いことが22日までに分かった。八重山では分娩に対応している民間の産婦人科がなく、住民からは「これからどこでお産すればいいのか」と不安の声が上がっている。八重山病院産婦人科には4人の医師が常勤し、うち2人が九州大学からの派遣医で、来年5月で任期が切れる。産婦人科医は全県的、全国的に不足しており、後任者の派遣が見込めない状況だ。
 残る2人の医師は若手で「分娩は危険な状況も多く、ベテランでないと任せられない」(伊江朝次院長)ため、事実上、分娩の処置が廃止される可能性が高い。後任が見つからなければ、業務は成立せず、産科が閉鎖に追い込まれて八重山で出産ができない事態になる。

八重山かぁ、石垣島ですよね、うーん・・・惹かれます。(小さな声で)

4人のうちベテランのみ二人が居なくなる、というのは大変ですね。八重山病院ですと、石垣島じたいが大きいし、周囲の離島の患者さんも来ているのだろうから、久米島とは違って産科廃止は大打撃となるでしょうね。お産も年間約600ってことで、決して少なくはないですし、本島に行くのもちょっと大変ですよね。

何年目以上をベテランと呼ぶのか分からないけど、仮に10年目以上とすると(ホントは10年目で部長をするのは相当ストレスですが)、その頃ってちょうど自分の生活も確立してきて身動きが取れなくなってくるころなんですよね。
心の中で「行きたい!」という人はたくさん居るだろうけど、実際に行ける人は少ないんだろうな・・・。
たとえば男性だったら子供の学校のこととか、奥さんの希望とか。
自分は懸案中の学位や(まさに米粒)、夫の仕事が足かせになるわけです。

しかし八重山、惜しいなぁ・・・。ただし自分が石垣に行くとすると、いくつかの条件をクリアせねばならないです。その条件とは、目の前にぶら下がり続けている学位とか、複数の専門医の維持とか、自分が得たいと思っているスキルとか、現在の住居とかなのですが、すべてを投げ打つ勇気が私にはまだ無いです・・・。

コメント

 南の島は魅力的ですね。ここの病院は、医師が少なくなったら閉鎖っていう、良心的な対応ですよね。どこかみたいに医師一人でも分娩やらせるってなことはないみたいで。

そうですね。若い医者のみになるのでやめるという、リスクマネジメントがきちっとしていそうで好印象ですね。