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2006年4月 4日

結局、一人医長は減らないのかな。

産科医師1人確保、診療再開へ
滋賀・公立高島総合病院

 公立高島総合病院で産科医が退職したのに伴い産科が閉鎖している問題で、滋賀県高島市は3日、同科の医師1人を確保したと発表した。今月下旬にも出産にかかわる産科診療を再開する。

 産科は医師2人がいたが、1人が1昨年9月に退職し、もう1人が昨年10月に退職の意向を示した。市は後任の医師を探したが、退職に間に合わず、3月24日から産科を閉鎖した。4月以降は婦人科外来だけの診療となっていた。

 市によると、新しい医師は今月10日に就任する。高島市は、医師1人では前任者と同様に負担が大きいとして、「もう1人医師の確保に努力したい」としている。

また一人産婦人科の病院がひとつ増えるらしいです。
市は「もう1人医師の確保に努力したい」と言ってるようですが、負担が大きい1人の段階で産科を再開するという姿勢にはちょっと疑問をおぼえます。今の世の中で、ちょっと努力したからと言ってもう簡単にもう1人来るとは思えないです。
ここに行かれる先生は、医局人事で(やむを得ず?)行くことになったのか、それとも自主的なのか、そのあたりどうなんでしょうかね・・・。

コメント

とある転職サイトで年俸3000万円で急募していた病院です。幾らだすことにしたのでしょうか・・・?
話は変わりますが、一人医長はなくならないでしょう。
私はとある僻地で医局派遣の一人医長です。現在、とっても暇です。外来1日15人弱、分娩月1ケタです。2年間いた前任地の一人医長病院から、「もう1年いる」といったのに、強制的に異動させられました。前任地は常勤医師なしで、大学からの毎日出張医で分娩を扱っています。しかも麻酔科常勤医師なしです。これが、医局人事というやつです。これ以上書くと、私が誰だかわかってしまうので書けません。

一人医長先生、コメントありがとうございました。
現在の勤務状況、もったいないですね…。そういう状況でも、分娩がある限りは完全にフリーになる日は無いのでしょうし、何だかなぁと思います。

沖縄の名護市に防衛医官が一人派遣されるようですが、
一人では分娩を再開はしないようです。

軍人はリアリストなのかもしれませんね。

あ、決まったんですか。
地域住民の分娩再開への要望はかなり激しそうですから、それこそ守りきれると良いですね。