« ドクターの現実 | メイン | 逮捕についての感想は »

2006年5月23日

ブログで医者のホンネ

ちょっと前に紹介したm3.comの医師専用ブログ、なかなか盛況のようで朝日にも紹介されていましたね(引用下記)。
170人以上がそこでブログを作っていると。・・・すごいなぁ。

ブロガー仲間が増えるのは嬉しいです。
でもブログを始めて3年、いろんなブログを見てきましたが、本音を書きすぎて消えていくブログが多いように思う、と言うのも正直なところ。診療であった面白いこととか、本心とか、書いてあるとその場は面白いとは思います。楽ちんですしね。
m3の方でも、ブログを始めるに当たっての注意点などをレクチャーしてくれると良いと思うんですけど。有名医療ブロガーさんを講師に招いたりして。私も参考にさせていただきます(笑)

関係ないけど、いつサイトバレするかわからないブログで自分を「美人女医」って・・・ 出血を大丈夫という産科医よりも勇気あるなぁ。ま、訴えられないからいいか。

専用ブログで医師の本音 「みんな耳鼻科医なっちゃう」
2006年05月22日11時35分

 「科によって給料あげるとかしないと、みんな耳鼻科医とか皮膚科医とかになっちゃうぜ」(循環器内科医)、「研修医の息子が外科医になろうかなって……複雑な心境」(外科医)――そんな医師の本音をインターネットで読める専用ブログサイトが4月から始まった。閲覧は誰でもでき、医師と一般の人との距離を縮めることが狙いだという。

 サイトは「ドクターズブログ」。00年から医療関係者限定のサイトを手がける「ソネット・エムスリー」(本社・東京都港区)が運営する。ブログの書き込みは、身元確認した会員約29万人のうち、約12万5000人を占める医師に限って認めている。

 福島県の県立病院での妊婦死亡をめぐって産婦人科医が逮捕された事件を受け、会員サイトで様々な議論が起こったこともあり、ブログサイトを新設した。

 ブログを公開する医師は徐々に増え、今では170人を超えた。日常業務から、恋愛や趣味など幅広い。

 「やぶ医師のつぶやき」ブログは、脳外科医希望の新人医師が減っているとの新聞記事について「米国では、脳外科医なら年収4500万円。日本では、開業医の収入が高く、勤務医は診療科によらず低め。大学教授ですら1000万円ちょっと」などと解説する。

 「美人女医さんのひ・み・つ」ブログでは、娘を妊娠中、診察してもらった産婦人科医の「大丈夫!」という口癖に、「この訴訟社会に、産科でこの口癖はスゴイ」と感心しながら「(私は)マネ、できないけど……」と付け加えている。

 同社は「医師の率直な意見や思いを提供することで、医師や医療の不信感をなくすことにつながれば」といっている。