本当に出たよ、メディックス!
西村しのぶ先生作の「メディックス」がとうとう本当に発売されました。
何で「とうとう本当に」かというと、約15年前にビックコミックスピリッツで不定期掲載されており、突如中断してしまっていたマンガのコミック化、という経過があるからです。
舞台は震災前の神戸、主人公は国立K大(笑)の医大生です。
何か事件が起こるわけでも、すごい症例にあたるわけでもなく、ただ淡々と生活(それも2〜3年生の)が描かれている感じなので、退屈に感じられる向きも多いかも知れませんが。
でも、いいのです。
「今や民間のサラリーマンの方が実入りもステータスも上なのに、それでもみんな医者になる。」
とかいう15年前のマンガとしては鋭すぎる発言も出てきますし。
ちょっと学生時代の思い出にも浸りました。
「そういえば、事故っても命をなくさないためにドイツ車買って貰ってるやつ、居たよなー。」とか。