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2008年8月31日

旅行中に読んだ本 /Maldives 2008 夏

リゾートに行く目的は、とにかくのんびりする事です。
自分の考える「のんびり」とは・・・海上(この場合水コテ)や海辺やプールサイドなどで、酒を飲みながらごろごろすること。
しかし、ごろごろだけでは間がもたないので、本を数冊持って行きます。

そんなわけで、今回の旅行中に読んだ本の覚え書き。
今までは必ず石田衣良氏の本を一冊持って行ったのですが、最近は行き当たりばったり的な文章が多く、以前の軽快さを失ったように思うので、今回は無し。池袋ウェストゲートパークのシリーズは、南国リゾートに何となく合っていたんですけどね。

1冊目
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける

いきなり英語オベンキョー本(汗)。
でもこの本はお勉強というより、Google 日本社長である村上氏の、英語に関する半生記、といった感じです。すらすらーっと読めます。
特異な勉強法や楽な方法は一切載っておらず、ある種の泥臭さが心地よいです。成人後に英語を身につけるための心構えを教えてくれます。
残念ながら村上氏に比べると状況が逼迫していないため、なかなか”死に物狂い”に至れないのが困ります、自分。

2冊目
ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)
ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫 し 50-3)

柴田よしきさんという方の小説は読んだことがなかったけど、タイトルに惹かれて買ってみました。
やる気が出るかなぁ、という単純な期待をもって。
主人公はお局OLで、なかなか有能でもあるらしい。1話目は突然思い立ってケアンズに旅立ったりしていますが、他は会社での事件のお話です。
これらの話がリアリティあるものだとすると、OLって大変なんですねぇ。主に人間関係で。
ランチを誰とどうするとか、そういったことを気にしないで済む仕事で本当に良かった。

3冊目
容疑者Xの献身 (文春文庫)
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

東野圭吾もとりあえず旅行のお供として定番。サラサラ読めますので。
ガリレオシリーズで、映画の原作、ということで外しはないだろうと持参しました。
舞台が地元に近いとあって、作中に出てくる場所を想像しながら読めました。
ただし南国で読むには、ちょっと切なすぎる話だったかも。

今回は3冊のみ。あんまり読まなかったなぁ。

2008年8月26日

モルディブ旅行記2008夏 (4)ダイビングとバーベキュー

この日は前夜に夕飯も食べずに寝てしまったため、やたら早起き。
せっかくだから、日の出を拝みに行くことにしました。おそらくSPAのあたりで日の出が拝めるはず!と、SPAまで早朝散歩。カメラを構えて待ったけど、残念ながら雲が多くて綺麗な日の出には遭遇できず。
でも一応撮った朝日がこちら。

さて、この日も朝食を一番乗りで済ませ、午前中はダイビングへ。この日のガイドさんはドイツ人の女性でした。

1本目ではマンタに遭遇〜。マンタシーズンで無いとのことですが、ラッキーでした。ちょっと小振りで可愛いマンタでした。
2本目ではツバメウオの大群にあえましたよ。


昼はまたもやキッチンでランチ。
ランチの選択肢が少ないのがちょっと気になりました。プールサイドでもお部屋でもランチは出来るけど、メニューはキッチンと同じ。長期滞在だと飽きるんじゃないかなぁ。

この日はシュノーケリングもしました。
ここのハウスリーフは、珊瑚が元気ですごくきれい。ドロップオフも近く、とても楽しめました。
魚影も濃いし、カメにもあえましたよ。
珊瑚、なかなかすごいですよね? 


夕食はファイヤーレストランで。
バーベキューのビュッフェスタイルで、イベント的な位置づけなのか、時々オープンしているようでした。予約したのですぐ入れました。
置いてある材料を示して、焼いて貰うというシステム。豚の丸焼きまであって、面白かったです。

2008年8月25日

モルディブ旅行記2008夏 (3)ダイビングなど

この日は朝からダイビングを申し込み済み。8時半にジェッティ集合なので、朝イチ(7時)に朝食へ赴きます。
朝食は、Kicthenでビュッフェ。
ここで特筆すべき事としては、パンのレベルが高い! デニッシュ系、クロワッサン、食事パン、各種取りそろえ、全部美味しかったです。ランチではパンと共に日替わりでディップをつけてくれました。これも美味しかったな。
生野菜も果物も豊富にあるし。オムレツはもちろんのこと、ワッフルやパンケーキなども頼めば焼いてくれます。飲茶なども頼めば貰えたみたい・・・試せなかったけど。
ただ、朝シャンパンが無かった。これはマイナス。

さてダイビングです。「のんびりするー」とか言いながら、中3日すべて潜ってしまいました。

ダイビングサービスには、マリさんという女性スタッフがいらっしゃり、同伴して下さいました。
15日間のHolidayで来ているという、イタリア人セレブ女性とご一緒。
1本目はHafza Thila、2本目はMaaya Thilaってとこでした。
朝8時半に出て、2本潜って帰ってくるというスタイル。
ダイビングボートはドライエリアとウェットエリアが分かれていて、なかなか快適でしたよ。

ダイビングから帰ってから、またもやKitchenで昼食。
マレーシアカレー、なかなか美味しかった。

夕方にはおやつがお部屋に届きます。この日はビスコッティ。甘さ控えめで、良かったな。

2008年8月24日

モルディブ旅行記2008夏 (2)水上飛行機~到着。

この日は朝5時に起きて6時からホテルのレストランで朝食。
朝食はビュッフェスタイルなのですが、異常に種類が少ない。何故か味噌汁がある、そして他はトーストとご飯、ほとんどそれだけ。しかも前回来たときにあったシャンパンも無い~。
しかし他に選択肢があるわけでなく、黙々とすませ、6:30にホテルを出発。

さて、今回の目的地は、W Retreat & Spa Maldives です。
2年前に行こうとしたけど、リゾートのオープンが大幅に遅れ、結局行けなかった・・・のでリベンジ、というのが半分、アリ環礁に行ってみたいのが半分、で選択。

Wリトリートのある島には、水上飛行機(エアタクシー)で移動します。
W専用の待合室で、ホテルのチェックインなどを行いながら、のんびり待つ。ここにはクロワッサンサンドなどの豊富な食べ物が! フルレで適当に済ますんじゃなかった~。

水上飛行機でWのあるフェスドゥ島までは、環礁などを撮影して楽しんでいるとあっという間。

これはどこのリゾートなんでしょうねぇ。ちょっと調べたけど分かりませんでした。

とうとう憧れの、Wリトリートへ到着したのでした。

Wには水コテとビーチヴィラがあり、自分たちが利用したのは水コテ(オーシャンオアシス)。
水コテは、一本の桟橋で結ばれていて、島側と桟橋側に1棟独立で連なっていました。今回はラッキーにも桟橋側。(島側も別に目の前が島、というわけでは無いけど、目の前でウォーターアクティビティやってたりする可能性があるので、桟橋側が良いと思った)

ヴィラは、こーんな感じ。
リビングとベッドルームが独立しておらず、入ったらいきなりベッド、というのは最近のモルディブの高級リゾートでは珍しいかもしらないけど、十分広いし良い感じでしたよ。

この日は天候が悪く、降ったり止んだりのくりかえし。とりあえず、Kitchenというメインダイニングっぽいレストランで昼食をとり、あとはのんびりゴロゴロ過ごしたのでした。

2008年8月23日

モルディブ旅行記2008夏 (1)出発!

夏休みのために仕事をしていると言っても過言でない自分。今年の夏も遠くへお出かけしました。
今年は2年ぶりのモルディブ。
「とにかく酒飲んで昼寝してちょっと潜ってのんびりするぞーっ」と意気揚々と旅立ちました。

初日は移動のみ。今回はシンガポール航空利用です。
成田→シンガポール便は、A380という新型の機体。大きな2階建て。スイートは個室だという・・・要人が乗るのかな? 
自分は当然エコノミーですが、シートピッチと幅に旧型機より余裕があり、まあ悪くないなと思いました。

エコノミーについているモニターが大きかったです。

せっかくなので映画鑑賞。
まずは「築地魚河岸3代目」。内容はアレですが、出てくる風景は楽しめました(ただ単に近所だから)。
お次は「黒サギ」。こちらも内容はともかく・・・と・・・
物語が佳境に入って、山ピーがアップになったその瞬間、突然音が消えた。いろいろ試行錯誤したけど、結局音は戻ってこず。
しっかりしてよ~>A380!

ちなみにリモコンはフルキーボード付きでしたよ。音が聞こえなきゃ意味ないけどね(しつこい)

シンガポール・チャンギ空港では、PLAZA PREMIUM LOUNGE を利用しました。有料ですが、フリードリンク(アルコールは有料)、軽食ありで、シャワーなども利用でき、無線LANも可能、と、かなり便利でした。と、半ば自分メモ。

さて、シンガポール→マーレは普通の機体で。
この日は空港近くのフルレアイランドホテルで一泊。
最近改装したとかで、広くなったみたいです。ちなみに無線LANはエントランスロビーで使えます(フロントでパスワードを教えて貰う)。

この日はここまで。

2008年8月20日

大野病院事件・無罪判決

いろいろな事からブログの更新をお休みしていました。
が、この事件を忘れていたわけではありません。今日は大野病院事件の判決の日でした。

無罪判決となり、本当に良かった。

はじめてこの事件に関する記事を書いてから、3年半近くになります。
逮捕されたときには、ただ呆然としてしまい、その後怒りがわいてきました。
支援するグループにも名前を連ねさせて頂き、ずっと見守っていました。とても他人事には思えなかったからです。
この間に産科医不足が急加速し、テレビなどでその話題を見ることも珍しくなくなりました。
今後の動向も、静かに見守りたいと思います。

まだ心休まる時が来るまでは時間がかかるでしょうが、K先生にはお体を大切にして頂きたいなと思います。

福島県立大野病院事件についての福島地方裁判所の判決に対する声明

 日本産科婦人科学会は亡くなられた患者様のご遺族と悲しみを共有し、患者様には心からの哀悼の念を捧げます。
 この悲しい事件は、癒着胎盤という重篤な産科疾患において生じたものですが、当時、被告人が産婦人科専門医として行った医療の水準は高く、全く医療過誤と言うべきものではありません。癒着胎盤は極めて稀な疾患であり、診断も難しく、最善の治療が如何なるものであるかについての学術的議論は現在も学会で続けられております。
 このたびの判決は、この様な重篤な疾患を扱う実地医療の困難さとそのリスクに理解を示した妥当な判決であり、これにより産科をはじめ多くの領域における昨今の萎縮医療の進行に歯止めのかかることが期待されるところであります。
 日本産科婦人科学会は、今後も医学と医療の進歩のための研究を進めると共に、関係諸方面の協力も得て診療体制の更なる整備を行い、本件のように重篤な産科疾患においても、母児ともに救命できる医療の確立を目指して最大限の努力を続けてゆくことを、ここに表明致します。
 本会は、今回の裁判による医療現場の混乱を一日も早く収束するよう、検察庁が本件判決に控訴しないことを強く要請するものであります。

平成20年8月20日

社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 吉村 泰典