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2005年9月30日

ベトナム旅行記(3) リゾート編その1

Evason Hideaway & Spa at Ana Mandara というリゾートに5泊しました。
旅の目的は、「ともかくのんびりして癒される!」。海の見える部屋やプールでのーんびり本読んで、酒飲んで昼寝して時々スパ・・・というのが私の期待するリゾート生活なわけです。
基本的に、リゾート中は観光はしない。アクティビティもほどほどに。疲れるから。

で、リゾートでのあれこれを綴っていくわけですが、今日は「部屋について」

今回宿泊したお部屋は、Water villa というタイプで、海に突き出た岩場との間に建てられているヴィラでした。他の場所とは歩いては行けないので、レストラン前の砂浜から小舟で渡してもらいます。写真は、桟橋から見たレストランとwater villa など。


部屋は2棟にわかれており、ひとつは寝室、洗面&バスルーム。もうひとつはデイベッドの置かれたリビング。
2つの棟の間にプライベートプールとデッキチェアがありました。



寝室はクーラーがついています。ベッドの寝心地はなかなかでした。
更にLANが来ています。びっくりしましたよ、隠れ家リゾートでネット出来るなんて。LANケーブルはスタッフにお願いしたら貸してくれました。LANが繋がらないアクシデントがありましたが、ホテルのITスタッフが直してくれました。更に言うと、レセプション付近では無線LANがつながります。

海の見える浴槽は、ステキなんですけど、オチがありまして。お湯がタンク式のため沢山出すのが難しいので、なるべくシャワーを使うように言われました。そのため結局浴槽は一度も使いませんでした。別にシャワー室があるのでそちらを利用しました。
洗面台はひとりにひとつずつ。

デイベッドのお部屋も風通しがよく、良い感じ。しかし! 虫が多いんです。特にハエと羽虫が。
デイベッドでのんびりするには、蚊帳をおろさないといけません。しかし湿度が高く暑いところで蚊帳にこもってると、まるで修行のようで・・・。

リビングと寝室のそれぞれにオーディオがあり、そこに持参したiPodをつないで音楽をかけながらのんびりする、というのを毎日やってました。
しつこいですけどあんなに虫がいなければ、それはそれは心地良かったろうに・・・。本を読んでいても目と本の間をしょっちゅうハエが横切るようでは集中できないし、足にもすぐ羽虫がたかるしで、(もちろん虫除けはちゃんとしてますよ)それだけが本当に残念でした。

2005年9月29日

ベトナム旅行記(2) 往路編その2

9月18日 2日目も移動です。まずはクアラルンプールからベトナムのホーチミンへ。いよいよベトナムに入国です。

ホーチミンにてトランジットが4時間ほどあったので、アナマンダラホテルのVIPラウンジというのを利用してみました(要事前予約)。空港内にあるのかと思っていたら、ホテルから車で数分のおそらく高級住宅街にある、ひとつの家がラウンジでした。リビング、ビデオルーム、ネット接続出来るパソコン、シャワールームなどがあり、ドリンクも飲み放題でした。他にお客さんはおらず、貸し切りでした。
昼食をとりたいと伝えると、近くのレストランへ徒歩で連れて行ってくれました。そちらでチャーハンをいただき、お腹も満足。
とても良かったのですが、最後に支払いは現金と言われ・・・(20ドル/人でした)、米ドルを持っていなかったのでちょっと困りました。結局は日本円で払って米ドルでおつりをもらいました。

そんなこんなでホーチミンを出発し、今度はベトナム航空の国内便でニャチャンへ。空港はこじんまりとしており、出てすぐの所でホテルのスタッフが待ってくれていました。ここからISUZUの4WDでホテルの専用船着き場まで移動。だいたい1時間くらいでしょうか。
初めて目にしたベトナムの交通事情は、噂には聞いていたけど非常にスリリングでした。
ともかくバイクが多い。しかも2~4人乗り。ゆっくり走るバイクを私たちの乗った車がガンガン追い越していくのですが、運転手はクラクションを鳴らすだけでブレーキを踏む気配が全く無く、怖かったです。道中、突然の雨にもバイクの皆さんたちは全く慌てる様子無く、揃ってカッパを着だしたのでした。慣れてる・・・。

そうやって着いたホテル専用船着き場から今度はスピードボートに乗り込み、約20分。
午後5時頃、やっと目的地の Evason Hideaway & Spa at Ana Mandara に着いたのでした。

2005年9月28日

ベトナム旅行記(1) 往路編その1

そんなわけで、夏休みには「ベトナム・ニャチャン 9日間の旅」に行って参りましたので、旅行記を始めたいと思います。

ベトナムには成田や関空から直行便が飛んでいます。なのに今回私たちは、マレーシア航空利用、クアラルンプール経由でベトナムのホーチミンへ向かいました。
一重に「マイルで航空券をゲットするため」です。このために一年間頑張ってカードを使ってマイルを貯めているのです。自慢ですがビジネスクラス (の無料航空券)です。

9月17日(土) 電車にて成田空港第2ターミナルへ。チェックインを済ませた後、成田での恒例としている本屋さん物色と寿司屋での食事。寿司屋さんはちょっと味が落ちたように思う・・・私の舌が肥えたのかな。

出国手続きを済ませた後、大和ラウンジへ。早速の昼ビールです。昼間に飛行機を見ながら飲むビールはうまいっ。
すっかり良い気持ちになって飛行機に乗り込みます。
更にシャンパンなどをクイっといき、好物の「マレーシア航空のサテ」(写真)をほおばりました。
残念だったのは、パーソナルTVでのゲームが減っていた(任天堂系が無くなってた!以前はマリオとかテニスとかゼルダとかあったのに)こと。しょうがないから上海をやってましたが、これって目が疲れるのよね・・・。

そんな具合で割とあっという間にクアラルンプール到着。クアラでは、空港直結のホテル、パンパシフィックで一泊しました。
便利だしなかなかキレイ。
ホテル内のレストランにてピリ辛のミーゴレンみたなやつをいただきました(写真右)。美味しいけどすごいボリューム。
ちょっと上のクラスのお部屋を予約したので、フロア内にエグゼクティブラウンジがあり、そこでカクテルを飲んだり軽食をいただいたりすることが出来ます。朝ご飯もそこでいただきました。残念ながら朝食の内容はイマイチだったけどね。
(その2に続く)


2005年9月26日

休み明けのユウウツ

夏休みの合併症ともいうべき、「休み明けの出勤」を済ませてきました。
夏休みは良い制度だと思いますが、休み明けが近くなると憂鬱な気分になるのは全く困りものですね。

今朝はいつもよりだいぶん早く出勤し、
「ああ、自分の患者さんたちは大丈夫だっただろうか、何か大事件が起きてなければ良いけど・・」
とブツブツ呟きながら病棟へ向かいました。とりあえず大事件は起きていませんでした。

ああ良かった。ホッ。
また明日からも頑張ろうっと。

2005年9月25日

夏休み終了

1週間の夏休みが終了し、今朝ベトナムから日本へ帰ってきました。
利用したリゾートはまあまあでしたので、後日旅行記をアップしようと思います。
去年と同様に乗り合いタクシーで帰ってきたのですが、去年と違って事故には遭わず、全行程通じて無事でした。良かった良かった。
リゾート滞在中も、毎晩仕事の夢を見てしまうのには閉口しましたがね…。

2005年9月16日

ベトナム旅行用リンク集

現地で使うためのリンク集です。

ベトナムゴー
カフェサイゴン
ベトナムスケッチ

2005年9月14日

「LAST」 石田衣良

先日宣言したように、私は今週末から待ちに待った夏休みをめでたく迎える予定です。
アジアンリゾート好きである私たちの今回の行き先は、ベトナムのリゾート、ニャチャン。そこに去年出来たばっかりのリゾートホテルでのんびりするのです。ああ楽しみ。そう思えば、度重なる緊急オペだって、当直だって苦じゃないわっ(本当はやっぱり苦です・・・)

と、なんで本の話をする前に関係なさげな個人的夏休み自慢をしていたかというと。
先日買ったこの小説に、偶然にも旅の目的地であるニャチャンが出てくるからです。

この本は、とことんまで追いつめられた人々の最後の選択や行動を描いた短編集です。その多くが消費者金融でドツボにはまった人のお話。全体的に暗い気持ちになること受けあいです。
さて問題のお話は、いくつか書評を見た中でも抜群に読後感が悪いと評判の「ラストシュート」。東南アジアでの幼児売春を題材にした物語なのですが、何せ主役は医者です。優秀で手術手技にかけては(自称)日本でも5本の指に入る心臓外科医なのに、普通の成人女性を愛することが出来ないという設定です。
まぁ同業者的には、病院勤務の心臓外科医が3ヶ月毎にベトナムへ行けるわけないじゃん、とか、わざわざ海外へメス持っていって手術トレーニングするわけないでしょ、とかツッコミどころはあるわけですが。
しかしやはり私の純真な夏休みへの希望に軽く影を落としてくれたことは否めませんね・・・

本じたいは、文庫だったら買って損は無いと思います。中には一応「救い」がある話もありますから。救いようのないお話も個人的には好きですけどね。
さあ、旅行中に何を読むか検討しなくちゃ。

LAST (ラスト)

「Grand Prix ~Eternal TRUTH~」

F1ではおなじみのあの曲も聞ける――「Grand Prix ~Eternal TRUTH~」

 日本人ドライバー佐藤琢磨の活躍もめざましい昨今、コンピレーション・アルバム「Grand Prix」の2005年ヴァージョンが2枚組で9月21日に発売される。今回のアルバムのDISC.2には9月22日発売予定のプレイステーション 2用ソフト「Formula One 2005」および、PSP用ソフト「Formula One 2005 Portable」に使用される「TRUTH ~Version '05~」も収録されている。

ちょっと欲しいので、自分的メモ。
しかしこれをかけながら運転したら、スピード出しちゃいそうだなー。注意注意。

2005年9月13日

マリオ発売20周年

今日は、スーパーマリオが発売されて20周年のお祝いだそうですね。(公式サイト)

おめでとうございます。
もう20年なのですか・・・ 私もご多分に漏れず、スーパーマリオはちょろっとだけやりました。
反射神経に難があるためか、最後までクリアはしてません。が、以前マレーシア航空の飛行機に乗った際に久々にチャレンジしてみたら(座席についているディスプレイでゲームも出来るのです。ゼルダや上海もあるよ)、ちゃんと☆が出る場所なども覚えていたので、それなりにやりこんだのだと思います。
当時は、ファミコンと言えば、マリオを指していた感がありますもんね。私たちの世代で、やったこと無い人なんているのかなぁ?(ま、それは居るか・・・)

しかしマリオが20年ということは、ドラクエももうすぐその位になるのかな?

2005年9月12日

普通のiPod購入。

世間はiPod nano の話題で持ちきりのようですが・・・(それほど持ちきりでは無い?)
この期に及んで、普通のiPod 20GBを購入しました。

もともと持っているiPodは、懐かしき5GBの初期型で、ホイールがちゃんと回るタイプ。購入後ずいぶんと長いこと一緒に過ごしてきましたが、容量不足を感じるようになったこともあり、とうとう重い腰を上げて買い換えに相成ったわけです。

しかし正直、nanoの小ささには惹かれましたね・・・
きっとそのうち、いろんな色が出るだろうから、そうしたら結局買っちゃうかも。

2005年9月11日

選挙の日にはお鮨。

当直明けの眠い目をこすりながら、結構いろいろ頑張った一日。
選挙に行って、多摩川土手のカフェ「PEACE」でランチを食し、今度は電車に乗って新宿へ向かいました。
新宿では丸井で今更ながら水着を買ったり、電気街に行ってマック売り場とデジカメ売り場をさまよったり。大雨に降られて動けなくなったり。
そんなこんなで腰が痛くなるほど歩き回った後に、今度は小田急線に乗って、ちょっと前にすみたこ師匠に教わった経堂のお鮨屋さん、「美登里寿司 寿矢」に行ったのでした。

店内は選挙の影響か、いつもより落ち着いているとのこと。お陰でより満喫できました。
おつまみは美味しいし・・・もちろんお鮨も、美しい上に味わい深いものばかり。特に最後にいただいた穴子(塩&たれ)は絶品でございました。その上、ひとり1万円かからないのですから。また行きます。

ちなみに、m3.comのコミュニティによると、医者おすすめの高級鮨屋は
銀座の水谷
四谷のすし匠
あたりだそうですよ。もちろん私は行ったこと無いですが。

2005年9月 9日

あと1週間

何とか今週も終わり・・・(結局明日も仕事だけどさ)
来週一週間を乗り切れば、待ちに待ちに待ちに待った夏休みです。
今年は、「ベトナムのリゾートで昼寝三昧」と言う作戦です。朝からシャンパン飲んで(こういう場面には欠かせない、朝酒!)、昼はプールサイドで昼寝です。
うー、楽しみ。
これを心の支えとして、来週一週間頑張ろう。

2005年9月 7日

「感染」

たまには読んだ本の話なんぞしてみます。

「感染」 仙川環 小学館文庫
主人公はウイルス学を研究する女性医師。自分には分不相応と思っていた夫が、ある日突然姿を消す。そして思いも寄らぬ事件が・・・ 
というような話でしょうか。

割と医療事情に詳しい人じゃないと書けなさそうなエピソードもあり、なかなか面白いです。
筋書きは非常に良いと思うのですが、謎解きがあっさりしすぎていてちょっと残念。

次の作品に期待します・・・が、次作ではもうちょっと格好いい女医さんを登場させて下さい。よろしくです。

2005年9月 5日

幸水満喫。

先日紹介した。フルーツガーデン関本さんから、晩夏の梨、幸水をお取り寄せしました。

幸水は比較的小粒だけど、身がしっかりしていて水分が豊富な梨。
そして今年の幸水は、とっても甘かったです。

是非みなさまも、と言いたいところですが、先ほどHPを確認したら、なんともう売り切れなんですって。
うーむ、すごい人気だ。
次の豊水が楽しみです。

2005年9月 1日

分娩予定日

産科の外来をやっていて、だいたい一日に一回は聞かれること・・・ そのうちのひとつに、
「で、やはり予定日に産まれますか?」
というのがあります。
こちらが「それは分かりません」と言うと、「え!分からないんですか?」という方も居らっしゃるし、ダンナさんに「どうして毎週通わせて内診してるのに分からないんだ!」とつかみかからんばかりの勢いで怒られたりしたことも(注:いつ産まれるか知るために通ってもらってるんじゃないです・・・)。

そんなことを言われても・・・
やはり残念ながらいつ産まれるかは分からないです。
正直言うと、私だって知りたいです。それが分かれば、病棟のベッドコントロールも楽ちんだし(産科のベッド管理は本当に大変です、予定が立たないから)、「今日は予定日の人が居ないからガンガン飲もう」ということも可能。当直でも安心して眠れたり、また覚悟を決めたりすることが出来るかも知れないです。

そもそも予定日というのは、統計的に産まれる確率の高い日では有るかも知れないけど、産まれる予定の日では無いのです。虎ノ門病院のHPによると、実際に分娩予定日に出産した人は5.2%だったって書いてあります。(もっと論文とか示せとか言わないで下さいよ)

予定日は英語では expected date であって、scheduled では無いわけですから、日本語でもその辺が上手く表現できる単語だったら良いなぁ、と思ったりもするのですが。