フジテレビの「白い巨塔」、とうとう昨日が最終回でした。かなりの高視聴率
を記録したようですね。
先週も今週もちょうど当直で、特に先週は、あと15分というところで急患が
来てしまって見逃したりしましたが、今週は何事もなく、その前の「とんねるず
のみなさん食わず嫌い」(医学部長役の伊武雅刀が出た)から見ることができ
ました。良かった。その後、忙しくて寝れなかったですけどね・・・
さて「白い巨塔」の話に戻りますが、ドラマがスタートした当初は、「今時
医局の話なんて古いよね~」と思っていたのですが、なかなかどうして要所を
現代風にアレンジされており、面白かったです。
最終回で印象に残った場面については、最後の財前の手紙を挙げる人が多い
ようですが、自分としては、「自分を診察してくれ」と言ってやってきた
財前に対して、里見がCTを供覧しながら(頭はMRだったような気がするが)
真実を話すところが一番心を打たれました。おそらくすべて悟っているだろう
財前に対し、どのように話すべきなのか、里見はものすごく葛藤しただろうな
と思います。でも敢えてすべてを話したことで、財前は救われたのでしょうね。
どーでもいいけど細かいチェックとしては、
☆今時、抗癌剤の内容や容量を詳しく説明せずにいきなり点滴始めるなんて
ありえない。しかも相手は専門家なのに。
☆医学部教授のようなVIPの受け持ちを下っ端医師がするなんてありえない。
点滴刺しや採血だけならすると思いますが。
☆状態の良くない財前を車椅子で屋上まで連れていくかなぁ? しかも家族じゃ
ナイ人が。
など、まぁいろいろありますが、とりあえず良いでしょう。