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2004年9月30日

生きてるってスバラシイ。

お久しぶりです。

夏休みの旅行からは9月26日に帰って来ていたのですが、実は帰宅途中に交通事故にあいまして。
全身打撲のため救急車で搬送されました。自分にとって、救急車とは(母体搬送などの)付き添いで乗るものだったので、とても新鮮な経験でした。生まれて初めて救急車のサイレンが待ち遠しい、と感じました。けっこう痛かったので。

救急車には乗り込んだものの、日曜日だったため整形外科の救急を受けてくれる病院がなかなか見つからず、困りました。そうだよなぁ、自分の病院だって日曜日は整形外科のDr、居ないもん・・・
やっと運ばれていった病院でレントゲンを撮ってもらい、骨に異常は無く打撲と捻挫のみと診断。しかし事故当日は歩くこともままならず横になってうなってました。
だって整外の先生、「え?薬? 欲しいの?」とか言うんだもん。「いりませんからっ!」って帰って来ちゃいましたよ。相手が医者だからってそれは無いんじゃないかと思う。
なんとか痛みもひきつつありますのでblogも復活しようと思います。

今回のことでは本当に「生きてて良かったー」と思いました。
母親に電話で「人生観変わったよ!やっぱり人生しっかり楽しまないと!」と言ったら、「あんた充分楽しんでるじゃないの」と言われましたが。

ちなみに仕事は事故翌日の月曜からやってました・・・ 職場のみなさまにいたわって頂きつつ、今日も手術しました、腰が痛かったです。そして今日は、これから当直。2時間くらい前に電話があった患者さんが、まだ来ないんですけどー。

2004年9月24日

マブール旅行記 -海編-

夢にまで見た、マブール&シパダンの海は、透明度こそ悪いものの(てゆうか、マブールなんてほぼみそ汁)、やはりステキなステキなところでした。

 
 

「今回はガツガツしないぞ!」と決めていたのに、結局、5時半起き→セルフダイブ→朝食→ボート(1)→ボート(2)→昼食→ボート(3)→セルフダイブ→夕飯食べて寝る、の繰り返し。まんまと術に落ちた感じです(笑)。
セルフダイブでは、ジョーフィッシュを探し、ニシキテグリを狙い、カニハゼと戯れ。
シパダンでは、バラクーダの群れに巻かれたり、アケボノハゼに逃げられたり、カメにぶつからないように逃げたり(カメにさわったらその日はダイビング禁止になるのですが、こっちが避けなければならないほどカメがたくさん居るのです)。

さらにシパダン行きの船が壊れて、漂流しかけるというか、実際にマブール島の周りを約一周漂流した、という事件もありました。
今にしてみれば良い思い出です。

2004年9月22日

マブール旅行記 -リゾート編-

さてさてやっと到着したマブール島。実際は、チェックインしてすぐにダイビングの準備して、ダイビング三昧の日々を送るわけですが、ここではリゾートについて書きます。
ゴージャスなリゾート♪という訳では無いですけど、全室水上コテージで一つ一つの部屋も広く、なかなか快適なところです。

今回はジャグジー付きコテージにしてみました。
ジャグジーは広く、綺麗な空や外が見えてなかなか快適でした。ヒーターで水を温めることも出来ます。ひたすら潜っていたのでジャグる機会があまり無く、もったいなかったかも・・・。そしてジャグジー付きやバスタブ付きのような広いコテージは、ダイビングセンターやレストランからとても遠い。ダイビングセンターまで歩いて10分くらいかかります。自転車を貸して欲しいです、モルディブのソネバギリみたいに。そうやって文句を付けながらも、次回もきっとダイビングセンターから遠い広いコテージに泊まるのでしょうがね。
アメニティは、シャンプー、石けん、綿棒というところ。ドライヤー、ビーチサンダルもありました。水着を干すための洗濯物干しや洗濯ばさみもちゃんと各室にありました。
バルコニーにはお約束のデッキチェアー。でもダイビングばかりしていたのと、日焼けがイヤなのでほぼ使わず。寝心地は良かったですよ。

 

 

食事は全部レストランでバイキング形式。パンがほぼ毎回出て、ふわふわして美味しいんだけど、おかずは食欲をそそるメニューが無いこともあって、口に合わないとちょっとツライかな。スパゲッティが出た日があったので、写真撮ってみました。

南の島に行くと、何故か必ずするのが夕日の鑑賞です。夕日って良いですよね~。
夕方にはバーでビールが少しだけ安く飲めるので、毎日のように飲みに行ってました。ビールはTigerかCarlsberg。おつまみが出る日と出ない日があったのは、何故なのか不明・・・

前回と違っていたのは、インターネットのサービスが出来ていたことでしょうか。時間制で有料ですが、利用者はちょこちょこ居たようです。実は自分のパソコンを持っていけばロビーで無線接続できちゃうことも判明しました。

2004年9月20日

マブール旅行記 -マブールへの道のり-

待ちに待った夏休み、マレーシア東端のマブール島というところへ行ってきました。
マブールは2回目。前回2年前に訪れて以来、「また行きたい!」という思いを募らせ、今回の再訪となったわけです。

最後にケチが付きましたが(事故)、8日の旅の思い出を綴りたいと思います。

さて。マブール島への道のりはけっこう長い。今回の行程は、
成田→クアラルンプール→コタキナバル(一泊)→タワウ→(車で)センポールナ→(ボート)マブール
でした。
自宅を朝9時頃出発して、マブールにだいたい朝7時半頃着。ちなみに時差は1時間。移動時間は小笠原(船で25時間)よりは短いですが、乗り換えが何度もあるのでちょっと大変です。

自宅から成田へは、乗り合いタクシーを利用しました。自宅前まで来てくれて、世田谷から成田までひとり5000円。何せダイビングバッグが重いですから、結構便利だと思います。
成田でチェックインし、とりあえず寿司。1480円、ちょっとイマイチでした。

さて、今回は全行程ビジネスクラス。しかもマイレージの特典旅行なのでタダでした。貯めてて良かった、マイレージ。利用するのはマレーシア航空です。

まず成田→クアラ。マレーシア航空のビジネスで、一番好きなのは「サテのサービス」です。美味しいんですよ。しかし今回、「ソースがありません」って・・・。ソースがないとただの焼き鳥のよう。美味しかったですけど。
ディナーは野菜のラザニアをチョイス。さらにフルーツなどの軽食も出ます。座ってるだけなのにこんなに食べていいのかしら、てくらい食べました。
 

クアラでマレーシアの入国手続きを行い、ATMでマレーシアのお金をおろし、domesticのGolden Loungeをチェック。ラウンジは結構広く、無線LANも使用可能。シャワーもありました。
今度はコタキナバルへ。この飛行機でも食べ物が出る。国内線だけどアルコールもあったので、シャンパン飲んでました。
コタキナバルのホテルで一泊、といってもホテル滞在時間は4時間くらいでした。

コタキナバル空港へ朝5時頃到着。何故か早朝からやっている携帯電話屋があったので、夫が携帯のSIMカードを購入。
旅行の手配をジスコに頼んでいると、コタキの空港のカフェでパイと紅茶の朝ご飯を食べさせてくれます。でも、ビジネス利用だと飛行機の中で朝ご飯が出るし、パイは朝5時に食べるにはかなり重いので、カフェをパスして飛行機で食べるのも一つの方法かも。

タワウ空港で宿泊先のシパタンウォータービレッジのスタッフに会い、バスでセンポールナへ。センポールナの船着き場は、左の写真みたいなのどかな感じです。ワクワクしながらボートに乗り込み、30分ほどが経過すると、やっとマブール島に到着です。
 

2004年9月18日

旅立ちます

とうとう(待ちに)^500 待った夏休みになりました。
明日の昼から1週間ほどマレーシア・マブール島へ行ってきまーす。

しかし帰ってからのことを思うと、今から気が重い・・・

2004年9月16日

「お産を診たくない」という気持ち

今日も当直です。
日中手術がたくさんあって疲れたけど、そして明日も盛りだくさんだけど頑張るぞ・・・なにせ来週夏休みなので!

さて、ちょっと遅れた話題で申し訳ありませんが、先週 9月7日の記事でこういうのがありました。

Yahoo!ニュース - 社会 - 共同通信

産科医27%お産診たくない 不規則勤務、訴訟多いと

 全国の若手産婦人科医師を対象とした厚生労働省研究班の調査で、産科診療をしたくないと感じている医師が27%に上ることが6日、分かった。不規則な勤務や医療訴訟が多いことを理由に挙げており「産科離れ」の深刻さを裏付けた。
 診療ストレスについて尋ねた中で「ストレスはあるが、興味がある」と答えた医師が66%で最多だったものの、「できれば産科診療をしたくない」が18%、「診療科の変更を考える程のストレス」も9%に上り、合わせて27%が産科診療はしたくないと回答した。

それなりに悩んで決心して入局したのに、働き始めたら予想以上の状況に愕然とし、「もうお産は関わりたくない・・・」と考える人がいます。それも多数。
私のまわりにも、「分娩」「当直」から逃れるために、婦人科のみで開業された人や医局を離れてバイトのみで生活をしている人たちがいます。(もちろんそれが原因、という人たちだけではありませんが。)
何せ、お産に関わっているのって、いつもジェットコースターに乗っているような気分です。患者さんが幸せなときとそうでないときの落差が激しすぎるのです。そして今の時代は、「うまくいって当然」、何かあるとすぐに患者さん側は「医療ミスでは!?」と攻撃態勢に入るのです。
そしてそれらの事は、時間を選ばず、いつなんどき起こるか分からないのです。
ここでは書けないほどに恐ろしいことが、その医者がどんなに一生懸命やっていても、ある一定の確率で起こるのです。

もちろん仕事なんだし大変なのは当然、と私も思います。しかも一般サラリーマンよりはちょっと良い(実は基本給はほぼ同じで当直代などの手当が多いだけだが)給料を貰っているんだから、とも思います。でもあまりにリスクが高いようにも思ってしまうのです。

今回のこの記事に関する感想を書いたblogもいくつか見かけました。
「やる気が無い人は、さっさとやめればいいのに」とか「じゃあ何で産婦人科に入ったのか」といった意見がけっこう書かれていました。
でもね、「就職したら予想以上のストレスだった」ということだと思いますよ。今年からスーパーローテートが導入されており、2年間働いてから診療科を決めることになったので、忙しいのがバレてしまう小児科や産婦人科は入局者が更に減るだろう、と言われています。

わたし自身は、それなりに充実感が得られる仕事と思っているし、新しい科に移る勇気もフリーターになる勇気も無く、たぶんしばらくこのままやっていくと思いますが、「できれば産科診療したくない」という気持ちも分からないではないなぁ、と、考えさせられました。具体的には、もうちょっと余裕を持って仕事させてもらえると有り難いんですけど。

2004年9月13日

当直中の風呂

あー、また今日も当直をしています。今のところ夕方に「局所が痒い」電話があっただけで、まぁまぁ落ち着いてます。

こんな落ち着いた夜であっても、個人的に頭を悩まされるのが
「当直中にいかに入浴するか?」
という問題です。

人によっては全然平気なんだろうけど、私は「頭を洗っている最中にポケベルが鳴ったらどうしよう・・・」とか、ウジウジ考えてしまってダメなのです。実際、ポケベルが鳴ってしまって立ち往生したことも何度か有りましたし。

でも昨日、酔っぱらってしまってちゃんと洗っていないので、今日は何とかして入ろうと思います。

そういえば、以前当直に行っていた病院で、お風呂が霊安室の隣だったところがあって、あれはホントにイヤだった・・・

2004年9月12日

ヴェルテスパ (玉川高島屋)

ちょっとしたお祝い事がありまして、玉川高島屋南館6階の「ヴェルテスパ」というお店でお食事をしました。
カリフォルニア&フレンチのお店だそうです(どーゆうこと?)。

メニューはコースというかプリフィクスで3800円くらい。
前菜にシーザーサラダを頼んだところ、でっかいチーズを削ってかけてくれたりして面白かったです。
全体的に美味しかったですけど、特にパンが美味しかった。パンだけ売ってくれないかなぁ、絶対売れると思うんですけど。

久々にワインのボトルを空け、洋食を食べたら胃にもたれてしまい、今日もまだ胃痛です。以前からたまーにコース料理とか食べると胃を壊すわたし、何とかならないものか。

2004年9月11日

車blog作りました

新車を買った記念に、車blog作りました。
立派な蛇遣いを目指すblog

せっかく貯金を失ったので、チマチマ書こうと思います。そのうちアルファの人(あるふぃすた?)の会に入れてもらうのが夢です。
とりあえず「いつかはフェラーリ!」とか言っとくか。(フェラーリにどんな種類があるか知らないけど)

当直が増えて(涙)

最近、人材不足により当直が増えてしまい、ツライ日々を送っています。
昨夕も当直でした。ちなみに今は日直。今は落ち着いてるんでblogとかネットしまくり、そう言うときは良いんですけどね。

昨夜は午前2時、4時、6時にお産があったのですが、その間の仮眠中も、なーんかひたすらお産をとる夢を見ていたような気が・・・夢の中で「しっかり深呼吸して、いきんで!」とか叫んだりして。あと救急外来で診察している夢とか。
夢と現実がすっかり曖昧で、一体どのくらい働いてどのくらい休んだのか分からないのですが、休んだ気が全くしないのは確かです。
やはり布団に入る前に医療マンガ読んだのがいけなかったのか。

あ、あと一週間・・・。

やっとあと一週間で、一年前から楽しみにしていた夏休みです。
今年は、2度目のマブール島! マレーシア東部の、海しか無くダイバーしか行かない島です。そこで潜って潜って、潜りまくるのだ。体力、保つかしら。

そんな浮かれまくった気持ちとともに、ちょっと気になるこんな記事・・・

フィリピン、マレーシア:アブ・サヤフ・グループ(ASG)等による活動に対する注意

そういえば、マブール島はマレーシアのサバ州東側にあり、以前外国人ダイバーが誘拐されたシパダンに程近い。というか、シパダンにも潜りに行くのです。安全な地域、という訳ではないので、今回の旅行も旅行会社の「主催旅行」ではなく、自己責任で行う「手配旅行」。

いやそれはわかっていたのですけど、最近このことに関する報道がちらほら耳にはいることもあり、気を引き締めなければいけないなぁ、と思ったりもしています。
いざとなったら「やめる勇気」も必要・・・ということを肝に銘じつつ。

でも早く来週末にならないかな~

2004年9月 8日

知り合いのblog閉鎖?

ふとしたことから検索エンジンで発見し、その後秘かにチェックしていた同僚のblogが、つい最近閉鎖されてしまったみたいです。ちょっとやばそうなネタもちょこちょこ書いてあったから、きっと誰かに見つけられ、指摘されてしまったのでしょう。(ただ単に面倒でやめただけかも知れないけど)

そんなことでふと思い出したのがパソ通時代の出来事。ニフティでそれなりにアクティブしていた、学生時代のわたし。本名そのままのHNで出ていましたし(今もそうですがね)、大学名も隠していなかった、自分が悪いのでしょうけど、実習でとある科をまわったときに、実習グループのみんなの前で突然講師の先生から呼び止められ、
「○○さん(私の旧姓)は、いつからパソコン通信をやってるんですか?」
と言われたときにはちょっと、いやかなり恥ずかしかったです。当時はパソ通って一般的では無かったですしねぇ。

そんなわけで、もし私の知り合いの方が何かの拍子にこのblogをみつけて、チェックしているようなコトがありましたら、ご報告頂けると幸いです・・・ いちおう、人に見られても良いようには作っているつもりなんですけど。

2004年9月 5日

世界のやまちゃん 川崎砂子店

夫の会社の元同僚の方と、夫と三人でお食事会をしました。
場所は、川崎の「世界のやまちゃん」。理由は、久々に手羽が食べたかったからです。
何と言ってもここのウリは、手羽先の唐揚げ(たぶん)。コショウが効いていて辛いのですが、何か癖になる味です。もともとは名古屋名物のようですが、最近は関東にもガンガン進出しているようです。
美味しかった、でも食べ過ぎて胸焼け… 
ちなみに右側の写真は名古屋コーチンエッグアイスというシロモノらしく、まぁまぁこってりしていて良かったのではないかと。それにこの店は安いのが良い。欲を言うと、もっと店員を増やして欲しいです。追加オーダーがなかなか出来なくて不便ですから。

得意の下ネタも繰り出さずに楽しい会話が出来て良かった。また遊んでくださいね>Aさん

 

2004年9月 3日

レセプト嫌い・・・

今日は当直です。先ほどひとりお生まれになり(吸引分娩でハードでしたが)、陣痛室が空になって嬉しい今日この頃です。ああ、このまま今夜が終わればいいのに。

しかし寝てしまうわけにはいきません。
医者の月初めのお仕事といえば・・・レセプト点検、というのがあるのです。
レセプト点検というのはですねぇ。うまく説明できないんですけど、まずレセプトというのは保険請求の明細で、月ごとに外来と入院それぞれの患者さんすべてについて出力されるわけです。それで、その内容を点検するっちゅーか、実際には、自分のつけた病名とやった検査や投薬などが合っているかを点検して、あっていない場合は辻褄が合うように何とかする、てなことです。
これが毎月のはじめにありまして、どこの病院でも地味~に行われています。

ちなみに、よく雑誌の資格取得広告にのっている「医療事務」の仕事は、ほとんどがこのレセプトに関わることと思われます。さらに付け加えると、よく女性誌に医療事務資格の広告として「お金だけでなく、医者の彼もget!」とか書いてありますけど、そういう例は見たことありませんなぁ。

閑話休題。
ともかく私はこの「レセプト点検」が大嫌い。だって面倒なんだもの。特に症状詳記といって、病状の説明を文章で書くのが面倒です。あーあ、でもまだまだやらなければならないレセプトがたくさん。まだまだしばらくかかりそうだ・・・