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2006年10月 5日

「医療崩壊」が日経BP・BizTech図書賞

 日経BP社は10月4日,2006年の「日経BP・BizTech図書賞」を決定したと発表した。梅田望夫氏の「ウェブ進化論」(筑摩書房刊),遠藤功氏の「見える化」(東洋経済新報社刊),小松秀樹氏の「医療崩壊」(朝日新聞社刊)の3点が受賞した。

 日経BP・BizTech図書賞は技術と経営の発展に役立つ図書を表彰するもの。2001年に創設し,今年が6回目となる。竹内弘高一橋大学大学院国際企業戦略研究科長が審査委員長を務める。

 「ウェブ進化論」は,米国シリコンバレーで10年以上にわたりIT企業の盛衰を見てきた著者の実体験に基づき,新たなネットの時代を分かりやすく解読した点,Web 2.0時代に日本が抱える矛盾を突いた点が評価された。

 「見える化」は,著者が目にしてきたトヨタをはじめとする現場の豊富な事例を基に「見える化」という切り口を提示し,それを実践する際のアプローチと留意点を具体的に示したことが評価された。

 「医療崩壊」は,小児科医や産科医,外科医など,医療事故のリスクが大きい職種が敬遠されるなどの日本医療の危機的現状を食い止めるには,また医療事故を減らすには,どのような対策をとるべきかをしっかりと提案した点が評価された。

 表彰式は11月13日に行われる。

どのくらいの賞なのかは全く知らないんですけど、とりあえずこれをきっかけに一般の方がたくさん読んでくれると良いですね。 あ、私のリアル知り合いで読みたい方がいらっしゃれば、お貸ししますよ。

2006年9月 5日

9年目の詫び状

mixiで知りました。
ちょっと長いですが、いい話だと思ったので引用。

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2006年7月20日

またもやニセ医者

放射線技師が無資格診療
埼玉県警が再逮捕、他人の免許で10年勤務

 医師資格がないのに、実在する医師の名前をかたって医療行為をしていたとして、埼玉県警は20日、さいたま市北区日進町、診療放射線技師片岡啓輔容疑者(67)(有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕)を医師法違反(無資格医業)容疑で再逮捕した。

 調べによると、片岡容疑者は2003年夏から今年6月にかけ、医師の資格がないのに、同市大宮区天沼町の「天沼整形外科内科」で視診や問診などの医療行為を患者に行った疑い。

 関係者によると、片岡容疑者は1996年ごろ、同医院を経営する医療法人に就職した際、関西地方に実在する男性医師の医師免許証のコピーを提出、この医師の名を名乗り、10年間、医療行為をしていたという。県警は、履歴書などを偽造した容疑で、6月末に片岡容疑者を逮捕していた。片岡容疑者は整形外科を担当し、ここ数年は院長として、他の医師が不在の時には小児科や内科などでも診察し、患者や職員の間では「院長先生」で通っていたという。

 片岡容疑者は、関西地方で約30年間、診療放射線技師をし、その間に診療方法を覚えたという。同医院は7月3日付で閉院した。

 医療法人理事長は、「無資格だとは知らなかったし、通常、ありえないことだ」と話している。
(2006年7月20日 読売新聞)

前回のニセ医者と違って、常勤で働き、特殊性の高い整形外科で院長先生と呼ばれる状況にまでなっていたと。すごいですね・・・。
ニセ医者、探せばもっと居たりして。
医師免許を何とかしないといけないかも知れませんね。コピーでOKというのは変なのかも知れない。

2006年7月 6日

驚かさないで・・・

冷凍豆ごはん 宿直
を読んで、思ったこと。

私は結構怖がりです。
仮眠をとる深夜に電話などで起きると、ついついトイレに行きたくなってしまうのだけど、でも、深夜の病院のトイレはなんとなーく怖い。
トイレに座ってふと上を見たらもしかして!?とか、つまんないことを考えてしまうのです。
なるべく別のことを考えたり、途中でナースステーションに寄って、軽く雑談を交わして恐怖心を紛らわしたりと、ささやかな努力をしています(笑)

それでも、古い病院だったりすると、もう本当に怖いんですよ。
ある時なんかは、早くトイレから脱出したい一心で、「流す」を押そうとして間違えてナースコールを押してしまいました。
ダッシュで逃げました。ごめんなさい。

だから、夜中に窓の外に何か白いものが飛んだりしたら
・・・・・・やっぱりそこには二度と当直に行かないと思います。

2006年6月29日

がんばれー

ちりんのblogさんで知りました。↓

離島医療をはじめます

第一線で働いていたDrが沖縄の島に勤め始めた日々が綴られているのですが・・・
本当にいろいろ大変そうです。
都会の病院でしか働いてたことのない自分には、もう全科当直という言葉だけでもクラクラきちゃうのに、さらに地域の人々の感覚の違いなど、読んでていて「頑張れ~」と声をかけたくなってしまうくらいです。

実は少しだけ「都会に疲れたら沖縄の島にでも・・・」と思っていましたが、すみません、目が覚めました。
この先生のことは、こっそり応援し続けようと思います。

2006年6月13日

読みました。

流行にのって、読ませて頂きました。
医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か

なかなか興味深かったです。勉強になりました。
同業である自分が共感できるのは当たり前かな。
多くの人に読んで欲しいという意見が多く聞かれますが、一般の方がこの話題に興味を持つのは難しいだろうから、せめて、マスコミ関係者と役人の方々だけにでも一読をお願いしたいですね。
本当に冗談じゃなく、勤務医たちはどんどん辞めてますから。

こちらに著者の方のインタビューが出てます。

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か

2006年2月 1日

僻地義務は無くなったらしい。

ああ、ちょっと遅い話題になってしまいましたが、「開業の前には僻地、救急、産科、小児科のいずれかでの研修を義務づける」制度の導入が見送られたそうですね。
良かったですねー。
だいたいそんな案を考えつくなんて、何だと思われてるのか、と思ってみたり、あ、でも私たち(産婦人科医)は来て貰う側なんだ、これって良いことなのか?(何か違うような)、と思ってみたりと、しばし思いを巡らせていたんですけど。

ま、産科医的にもこの制度は見送られて良かったように思います。
それ以前に、僻地・救急・産科・小児科の選択肢で産科を選ぶ人が居るんだろうか・・・ 小児科や救急の研修はいいとして、もう開業するような年になった人が一から産科をやろうと思うかというと、思わないような気が。それこそ産科医の居ない離島などで開業するのだったら話は別ですが。

shy1221先生も書かれてますが、私もやっぱり給料を上げるのが一番だと思いますよ。
具体的な数字は良いとして、需要が高くて供給が少なかったら価格が上がるのが普通じゃないですかねぇ? 都市部よりも明らかに高給だったら、それこそ開業資金目的で2年間とか、行く人は居ると思いますよ。

2006年1月20日

アナコミカル・グッズ!

m3.comを通じて知ったのですが・・・
3B Scientific社の販売商品、面白いです。

中に「人体グッズ」のコーナーがあり、例えば、
アナトミカルTシャツ(脳)。


そして・・・腰椎マグカップ!

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2006年1月19日

開業する前に奉公しなければならなくなる?

医師不足解消へ 開業に条件も
医師不足が深刻な地域などでの診療経験のある医師だけが新たに開業できるように、制度が改められる見通しとなりました。医師不足の解消策として、厚生労働省が打ち出したもので、医師が開業できる具体的な条件について、今後、調整を進めることにしています。

昨日のNHKニュースで流れたらしいお話。
まじですか・・・。
「どうせ開業で良い思いをするんだから、その前にご奉公をしろ」って事なんでしょうが。ほとんど徴兵のノリのような気が。

2005年12月 6日

無免許医師

無資格で診療、自称医師の男逮捕・警視庁

 医師免許がないのに医療行為をしたとして、警視庁生活環境課は6日、東京都目黒区南1、自称医師、山城英樹容疑者(33)を医師法違反の疑いで逮捕した。調べに対し同容疑者は「免許がないのに医者をやっていました」と容疑を認めている。

まぁ、確かに免許のチェック機構は甘いのかも知れない。
免許の氏名は毛筆で記入されているだけだから、コピーを偽造するのは簡単かも知れません。

ただねー。大抵の医師サイトが書くだろうけど、私も言っておきますよ。
簡単にバイトで年2000万円稼げる、なんてことは無いですから!
というか稼いでみたいですよ。

2005年11月 2日

ラップ療法

「イソジンうがいに有効性なし」など、消毒薬・ガーゼ交換の必要性について再検討されている今日この頃ですね。
手術後の創の消毒も必要ない、いやどちらかというとガーゼ交換はしない方が良いのでは?ということで、被覆剤が開発され、導入する病院が増えているみたいです。
創に被覆剤を貼ったままにするのでラップ療法とも言うらしい。
私の病院でも取り入れてますが、確かに今までのイソジン消毒してガーゼを当てる創に比べて、表面が綺麗なように思います。少なくとも今のところはトラブル無し。

実はここまでは前置きで。

恥ずかしながら私、先日にんじんを切っているときに、包丁でザクッと指を切ってしまいました・・・。
いちおう外科系なのに。はぁ、こんな私でごめん。
で、しばらく圧迫していたら血は止まったのですが、ここで思ったのですよ。
「この傷で例のヤツを試してみよう。」と。

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2005年10月 5日

こども救急ガイドブック

 子供救急ガイドブック

S.Y.'s Blogさんで紹介されてました。
結構良いですね。やるな>栃木県。

小児科医の当直時間帯の加重労働に対する苦肉の策なのでは無いか(相談電話や軽傷の救急患者さんを減らすためってことです)、などという意地悪な見方をしてしまったりもしますが・・・
でも、こういうパンフレットが出回るのは良いことだと思います。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭には、是非。

2005年8月 9日

学生ボランティア

世間は夏休み、ということで、病院に学生ボランティアの人たちがたくさん来ています。
何故かみんな女子学生。大学生と高校生といったところでしょうか。
とりあえず、ふだん拭けないようなところを拭いてもらったり、細かいお手伝いをしてもらっているようです。

夏休みをつぶして無報酬のボランティアに来るなんて、見上げた志だなぁと思っていたら、どうやら高校や大学によっては、単位になったり推薦に関わったりするらしいですね。なぁんだ。あとは、看護師志望なので病院の仕事を見てみたい、という人も一部にいらっしゃるようですが。
ともかく、頑張って卒業して、出来れば病院で働いて欲しいものです。

2005年7月19日

緊急呼び出しのある仕事

というのは、そんなにイケナイ仕事なんでしょうか。
いや、さっきドラマ「海猿」を見ていて思ったことです。その中で、「久々の休日、家族や恋人と楽しい時間を過ごす海上保安官たち。しかし緊急出動命令が下り、残された者たちは悲しい時間を送る…」みたいなシーンがあったんですね。

私たちも緊急呼び出しの多さに関しては負けていませんよ。彼らと戦ってどうするのかは不明ですが。思い出すだけでも、
○念願かなって行った天ぷら屋で最初のビールを飲もうとしたところに呼び出し
○伊豆のペンションに到着し、さぁこれから風呂に入ろうかというところで呼び出し(もちろん宿泊もキャンセル)
○これから奄美大島行きの飛行機に乗るために家を出ようというところで呼び出し
○楽しみにしてた久々のオフに遅れてやっと着いた瞬間に呼び出し
他にも沢山あるんですけど、ここで自慢してもしょうがないからこの辺で止めておきます。というか、書いてて悲しくなって来ちゃいました。

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2005年7月 7日

女医の産みドキ

研修医の広場という掲示板で、こんな発言がありました。

◆ 研修医の広場 ◆

女性研修医で子供を産みたいと思っている人は
どうしたらいいのですか?

2年間 今までより歳をとり、
生物学的に適正な時期を過ぎて行くのみです。
医師であるからこそよくわかる事実です。
2年間色々しても、数年しなければすぐできなくなります。
色々しても、何一つ満足にできません。

ほう、なるほど。研修医で子供を産みたい・・・
女医でお母さんにもなりたい人がいつ子供を産むか、というのは以前からの永遠のテーマですね。

以前からの主流は、「とりあえず丁稚奉公の数年間はガマン」→「ある程度落ち着いたところで妊娠」というところでしょうか。
このパターンを狙うとすると、最初の研修2年間は高齢出産のリスクを上げるだけの無駄な期間ということになるんですかね。

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2005年6月 3日

研修医は労働者、えーと専修医はどうでしょう。

「研修医は労働者」最高裁も認定 関西医大に賠償命じる

2005年06月03日12時23分

 大学付属病院で働いていた臨床研修医が労働基準法や最低賃金法に定める「労働者」に当たるかどうかが争われていた訴訟で、最高裁第二小法廷(福田博裁判長)は3日、「労働者に当たる」とする初判断を示し、大学側の上告を棄却する判決を言い渡した。法律で決められた最低賃金と、研修医が「奨学金」などとして受け取っていた額の差額を支払うよう大学側に命じた二審・大阪高裁判決が確定。過労死した研修医の母親らが勝訴した。

 研修医があいまいな身分のまま、低い待遇で長時間労働を強いられる実態は医療事故の背景としても問題視されてきた。最高裁が研修医を労働者と正式に認めたことで、労働時間の制限や労働組合結成の可能性など、研修医の労働環境の整備を進める上での法的根拠が確立されたことになる。

研修医は労働者ということが最高裁で認められたそうですね。
「病院開設者の指揮監督の下に労務を行ったと評価できる限り、研修医は労働者に当たる」ということで、労働者としての最低賃金が支払われるべきだと。

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2005年5月13日

診療科別の入学かぁ

診療科別の入学「医学部導入を」 自治体病院開設者協

2005年05月12日08時45分

 医師不足に悩む「全国自治体病院開設者協議会」(会長、増田寛也・岩手県知事)は11日、東京都内で総会を開き、国に対し、医学部の診療科別入学定員の導入や地域によって定員を増減できる制度の導入などを要求していくことを決めた。厚生労働省が「医師需給検討会」を設けていることから、改革する時期になったと判断している。

 要望としてまず医師確保対策を明記。「関係機関が抜本的な施策を講じることが不可欠」としたうえで、小児科や産婦人科、麻酔科など特に足りない医師の確保策として、医学部の入学定員に診療科や講座ごとの定員枠が設定できるよう求めた。


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2005年5月 6日

医療系サイト・・・

「大抵の人は、ブログって自分の仕事のことは書かないよね。自分の趣味とか、そういったことだよね。
でもどうして、あなた達は自分の仕事のことをブログを書くの?」

そんな事を言われたことがあります。確かにそうです。何ででしょう。
医者はひたすら仕事ばっかりしていて、記事にするような趣味の時間があまり持てないから?
それも有るかも知れないけど、でもたぶん、やっぱり結局、医者の世界っていうものが食いつきの良いネタなのだと、潜在的であっても思っているから、なのかも知れません。

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2005年4月23日

「先生」と呼ばれることって。

空を歩く 「あいたたた・・・」 に、またまたトラバしちゃいます。

「先生と呼ばれるのってイヤだなぁ」と思っていたのに、ある日「○○さん」と患者さんに呼ばれると「なにをっ!?」と思ってしまう。
うんうん、わかります。

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2005年4月15日

医者とゴルフ

医局長の先生が、医師会とのゴルフコンペの人集めに奔走しています。そんな姿に春を感じる今日この頃。
最近は、ゴルフをやる医者が少なくなってきて、参加者を集めるのが大変だそうです。

そういえば、以前は、医者にはゴルフがつきもの、みたいな風潮がありました。
大学時代までにやったことが無くても、2~3年目でちょっと地方の病院に出張に出ると、ほとんどの人がゴルフを始めたものです。(外科系だからかな?) あまりにもゴルフに没頭して、そちらが本業のようになってしまった人も、まぁ稀ですが居たように思います。

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2005年3月31日

臨床研修医がやってくる

3月31日とあって、今日は病院内のあちらこちらで「今までお世話になりました」という挨拶が聞こえていました。
特に今年は看護婦さんたちが大異動。明日からは新人の看護婦さんたちがやってきます。

そして、明日から、うちの病院にも「臨床研修医」なる人がやって来るのです。
臨床研修の新制度が施行されて、明日から2年目。私の勤めている病院は、大学協力型の研修指定病院と言うことで、詳しいことは分からないけど、ともかく2年目の研修医が来ることになってるのです。
で、明日からの対応を検討中。研修医の先生が産婦人科にもいらっしゃるので。
そうそう、UMINで研修医の評価をしなくてはいけないという話だけど、UMINのパスワードを忘れちゃったんだよなー。

ともかく明日から頑張らないと。

2005年3月25日

カルテをトイレットペーパーに再利用

カルテを再資源化 町田市医師会  焼却から変更  町田市医師会(荒木誉達会長)は、今月から、法で定める保存期限を過ぎたカルテなどの再資源化を始める、と23日発表した。同医師会では、「医師会組織としてカルテの再資源化に取り組むのは、全国的にも珍しいのではないか」としている。

 同医師会によると、カルテは医師法で5年間の保存が義務付けられている。

 町田市内の各医療機関は市リサイクル文化センターに持ち込んで焼却することが多く、「個々で処理するのは大変」という声が上がっていた。また、5年を過ぎた後も保存している医療機関が多く、保存スペースの確保も課題となっていた。

 実際の再資源化は、機密文書のリサイクルを手がけている製紙会社「信栄製紙」(静岡県富士宮市)に委託。各医療機関が廃棄するカルテなどを段ボール箱に詰めて同医師会に搬入し、同社が町田市から同社のある富士宮市までトラックで運搬、即時、箱詰めのまま溶解処理する。溶解したカルテは、トイレットペーパーとして再利用される。各医療機関は1回につき、500~1000円の処理費用がかかるという。

リンク元、もう無くなっちゃってますが。
カルテなど医療機関で出るゴミってかなりの量ですよね。しかも全部個人情報だから、ふつうにゴミに出すわけにもいかないし。
こういうのも面白い取り組みだなぁと思って、保存的意味でクリップしときます。

2005年3月16日

国試のトラウマ

今朝、ハッと目が覚めて、「ああ夢だったのか」と思いました。
医師国家試験の夢をみていたのです。夢の中の私は、まだ医者になっていなくて、国家試験の会場にいて冷や汗をかきながら試験を受けているんです。ご丁寧にも発表までありました。なんと不合格なんです。そして不合格だったことを、自分の家族や友達たちにどうやって伝えようかと葛藤しているところで、目が覚めました。

こんな夢を、もう医者になってかなり経つのにまだ見るなんて(しかもシチュエーションを微妙に変えて何度も)、国試が自分の心に与えた影響は相当のものだったのだなぁと。

今思えば、共通一次(私らの頃はセンター試験じゃ無かったんですよ)の夢も大学生になってから何回も見たなぁ。
ああいう試験が心から苦手なのですよ・・・ もう二度と受けたくないです、医師国試も共通一次も。
もし医師免許が更新制度になって、あの最初の国試の時くらいプレッシャーを感じる試験になったら、どうしよう、と、時々思ったりします。

2005年3月12日

割礼

陰ながら非常に尊敬して、見させて頂いている、渡辺千賀さんのブログ、On Off and Beyondの「英語と日本語-訳せない言葉」に恐縮しつつもトラックバックさせて頂きます。

恐縮、とか言いながら、話題にする部分はここ↓ 

■ 包茎
申し訳ない、いきなり。でも、殆どの男の子は新生児のとき割礼(ちょきっと皮膚を切っちゃう。circumcisionといいます)するので、この状態は存在しないようだ。1990年ごろまでに生まれた人はまず100%に近いくらい割礼を受けていると聞いたこともある。赤ちゃんの健康によくないとかで、最近しない人も増えているらしいが。

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2005年3月11日

夕飯、作ってますか?

先日の弟の結婚式の際に、夫が両隣の伯母から別々に聞かれてました。
「まりこちゃんは夕飯とか作ってるの?」
えーと、ちょっとデリケートな問題なので、返答が難しかったと思われますが、恐らくこの質問の言外には
「きっと忙しいから作ってないかも知れないわね、でもそういう家庭も大変よね」
というようなニュアンスが含まれているのでしょう。(ちなみに質問した伯母はふたりとも専業主婦です。)

そういえば、以前、同じ境遇の人たち(女医であり、妻である)とやっぱりこういう会話をしたことがあります。

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2005年3月 9日

ア●マセラピー

医療従事者にもあまり知られていないことですが、日本ア●マセラピー学会というのがありまして(すいません、検索バレ対策のため、伏せ字で書きます)。認定医制度というのも存在しています。
つまり、学会で承認されると「ア●マテラピー認定医」になれるわけです。
で、なぜか私その学会に入ってまして、今度認定医の講習と試験を受けることになりました。
講習&試験は、12日後。
しかし多くの臨床で働く人同様に、日常的に殆どア●マには触れていないので、ちょっとは勉強していかないといけないかも知れないのです。

というわけで、これからアロ●に詳しい人間になるべく努力しよう・・・

2005年3月 7日

深夜も機嫌良く対応・・・できるといいんだけど。

ヤフーブログの参入のためもあってか、最近本当にブロガーが増えてるみたいですね。Drのブログも急増しているように思います。で、偶然見つけた女医さんのブログにトラバ。

 空を歩く 「当直中」

えーと、夜間休日帯に救急外来に受診する際の注意点などを書いてらっしゃいます。
私の勝手な想像ですけど、おそらくは連絡無しの患者さんが次々と来院された後の「頼むから電話してから来てくれー」という心の叫びではないかと。

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2005年3月 4日

先日の救命病棟24時(8)

救命病棟24時の第8回は、「神の手はあきらめない!」というタイトルでした。

どうやら、他の人が諦めた心肺蘇生を進藤先生がやったら回復しちゃったり、術後に起きた腹部大動脈瘤破裂を進藤先生がみつけて、すんでのところで助けたり、そういうところが「進藤先生は神の手」だと言いたいようです。

なんつーかねー、こういう、あたかも他の人間が駄目だと思われかねないような描き方をするのって、どうかと思うんですけど。
大腿骨の術後に、突然起こった腹部大動脈瘤破裂を、患者さんが「腰が痛い」と言った時点で主治医を起こしてちゃんと発見てしなければ、ダメダメなのかなぁ。それだったら、・・・以下自粛。

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2005年2月22日

「女医の花道!」

最近テレビなどでご活躍中の女医さん、おおたわ史絵さんが書かれた「女医の花道!」という本、本屋さんで発見したので買って読んでみました。

えーと、主におおたわさんの医学生時代と研修医時代の話が赤裸々に書かれています。最終章の患者さんからの付け届けについては、ちょっと赤裸々すぎるんじゃないかというくらい。いいのかなぁ。
そして非常にテンションが高い! そうかぁ、内科医をやりつつ芸能活動もするとなると、この位バイタリティが無いといけないのかなぁ、と思いましたね。
hanamichi.jpg

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医師の自殺が労災と認定

医師の自殺、労災と認定 「過重な勤務と心労が原因」

 勤務医だった息子(当時29)が自殺したのは病院での過重な勤務と心労が原因だったとして、父親(75)=東京都江戸川区=が、茨城県の土浦労働基準監督署長を相手取り、遺族補償給付の不支給処分取り消しを求めた訴訟の判決が22日、水戸地裁であった。松本光一郎裁判長は原告側の主張を認め、労基署長に処分の取り消しを命じた。原告側代理人によると、医師の自殺が裁判で労災認定されるのは初めて。

 訴えによると、医師は89年10月から外科医として土浦市内の病院に勤務。92年4月に都内の病院に転勤した直後、薬物自殺した。土浦時代は、週2回の外来診療や平日平均1人の外科手術を担当。当直や日直もし、急患の診療も担っていた。転勤までの30カ月間の平均休日は月1日。毎月の時間外労働時間が100時間を超えたという。

この記事を読んで、
「29才の外科医でこの仕事内容だったら、普通なんじゃ・・・ むしろ、楽?」
と思ってしまうのは、私が既に病んでしまっているからなのでしょうか。
うーむ。

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2005年2月20日

医師国家試験

昨日から医師国家試験をやっているらしいです。第99回だそうな。
昨日、後輩くんと話していたのですが、どうやら私の頃とはだいぶ違う・・・
どんな風に違うかというと、
1. 3日間もある(私の頃は2日でした)
2. 問題を持ち帰ることが出来ないらしい。ゆえに、自己採点が出来ない。
  その代わり、合格発表の後に成績表が送られてくるらしい。
  (私の頃は、試験の翌日に大学に行って、自己採点したものです。)
その他もろもろ。うーん知りませんでした。
3日間・・・大変ですねぇ。
6年生の皆様、頑張って下さい!!

2005年2月 6日

勤務医給料アンケートについてメモ。

お医者さん、やはり高年収(共同通信)  医師の平均年収は、開業医が2856万円、勤務医でも1347万円―。医師約1000人を対象にした医療情報専門サイト運営会社「ソネット・エムスリー」(東京)のインターネット調査で2日までに、こんな結果が出た。昨年9月に公表された国税庁調査では、年間通じて働いた国民約4400人の2003年平均年収は444万円。単純比較はできないが、不況下でも医師の高収入ぶりを見せつけた。

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2005年1月26日

医師転職支援ブログ

さっき「ブログ界の出来事」さんを見ていて初めて知ったのですが、医師求人用のブログがあるようです。

医師求人・医師募集・医師転職日記

それ以外にも、自分で以前から知っているものとして、こんなのも。

ドクターズアヴェニューブログ

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2005年1月25日

救命病棟24時 第3話

結構一生懸命見ている、ドラマ「救命病棟24時」
第3話もなかなか重い内容でした。仲村トオル(役名忘れた)が、結局自分の妻のためにヘリを調達したのが救いでしたね。

このドラマを見ていると、
「こういう場面では、自分は何が出来るのか」
ということを考えてしまいます。骨折の治療もやったことないし、血管縫合もやったことないし、それどころか患者が男性ってだけで怖じ気づくし(?)、実は自分はものすごい役立たずなんじゃないのか、とか。

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2005年1月22日

HPで患者を中傷問題-まだ続いてます

患者中傷の女医解雇 全病院へ綱紀粛正通達 県厚生連「信用失墜、運営に影響」

 県厚生農業協同組合連合会(JA県厚生連、広木●会長)が運営する水戸協同病院(水戸市宮町、津久井一院長)の女性医師(28)による診療内容漏洩(ろうえい)・患者中傷問題は二十日、医師の解雇に発展した。厚生連は同時に、傘下の全病院に対して職員の綱紀粛正を通達した。関係者は「失われたわれわれの病院に対する信頼を一日も早く取り戻したい」と話している。(患者中傷問題取材班)

件の女医さんは、結局解雇になってしまったようです。
これが結末か・・・ しかし産経新聞はこの女医さんを晒し者にしたくてしょうがないみたいですね。
今後の行き先まで書かなくたっていいんじゃないですかねぇ。

2005年1月18日

執刀医監視装置?

ドキドキしたら手術ミス? 執刀医の心拍数をチェック

 手術中の医師の心臓が急にドキドキし出したらミス? 執刀医の心拍数や医療機器の作動状況を手術室の外から監視し、安全に手術を進めるシステムを東京女子医大などが開発した。当面は脳腫瘍(しゅよう)など脳の手術が対象で、ミスが起きてもすぐに手術室のほかの医師に手伝うよう外から冷静に指示できる。

嘘発見器をつけながら手術するようなものですよね。
そのうち手術するときには必ず自分が装着しなければならない時代が来るのでしょうか。

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2005年1月17日

HPで患者を中傷問題 つづき。

14日のブログで取り上げたことですが。

産経茨城版で、くだんのHPの内容を非常に細かく取り上げているのを見て、非常に悲しい気持ちになりました(→こちら)。
すでに削除されたHPの内容を、そういった場所で詳細にあげつらうなんて、これは一種の晒しでは無いでしょうか。こうまでされるほどのことを、その女医さんはしたというのでしょうか。
彼女のやったことは、確かに間違っていたとは思うけど、その事でここまでの扱いを受けるのだと思うと、やり切れない気もします。

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2005年1月14日

HPで患者を中傷

医師がHPで患者中傷 水戸の病院

.
 水戸市の病院の耳鼻咽喉(いんこう)科の女性医師(28)が、自分のホームページ(HP)に患者とのやりとりや手術の様子を書き込んで、患者を中傷していたことが14日、分かった。医師は指摘を受けてHPを閉鎖。病院は処分を検討している。

 病院によると、医師はHPの日記のコーナーに治療内容などを公開。匿名ではあるが、文句を言う患者に「今すぐ帰れ。二度と来るな」と書いたり、忘年会中に呼び出された緊急手術について「この緊張感がたまらない」と記したりしていた。

水戸にある病院の耳鼻科女性医師が、自分のHPで日記代わりに患者さんのことをいろいろ書いたりしていたと。で、処分を検討中と。

この方は、患者さんのことを「この世からいなくなっても何とも思わない」と書いたり、まぁやりすぎではあったと思いますけど。
似た系統のブログはたくさんありますよね・・・
どこまでが良くて、どこからが悪いという線引きは非常に難しいものだし、HPやブログの人気が上がると、読者が喜ぶかなと思うような危険なネタに踏み込んでしまいがちですよね。

自分ももしかしたら・・・と考えさせられる出来事でした。

2005年1月11日

救命病棟24時

3連休が明けたら、当直でした。
当直室で、「救命病棟24時」を見てました。
そういえば、大学を卒業して科を選ぶときに、ちょっと救急も憧れたんですよね。「緊急の判断を要する」ことが格好良く感じたんですね。緊急の判断という意味では、産科も同じですけどね。(しかし本当に判断を迫られるのは、大変なことだった…)

なかなか良くできていると思います。そんなに嘘っぽくないです。
まぁ、女医さんつながりってことで、菜々子演じる楓先生ガンバレ、と思ってます。
あの赤いオペ着は売ってるんですかね? あんなの初めて見ました。意外と流行ったりするかも。実際、「ナースのお仕事」が放映された後、同じナースキャップが流行りましたからねぇ。

しかし。ドラマ中で大地震が起こり、「どうなっちゃうの?」と思ったところで、お産に呼ばれてしまったため、途中までしか見られませんでした。
来週からは録画しよう。

#翌日、看護婦さん達との間で「菜々子の目尻の皺」が話題に…

2004年12月 8日

忘年会はじまる。

センセーも走るという師走ですね。
自分の仕事も「師」が付く割には、別に年末だから仕事が忙しい、ということは無いのですが、忘年会は頻繁にあります。病棟の忘年会、外来の忘年会、病院全体の、手術室の、etc・・・と目白押し。来年は医局の新年会あるし。
で、今日はトップバッターとして病棟の忘年会でした。
それなりに楽しく時を過ごしたのですが。
忘年会、週末だけだったら良いのですが、どちらかというと週初めや半ばに集中しているので、今後の体力が心配です。もうトシだなぁ。

2004年11月30日

人の顔を覚えるのが苦手なので。

世の中の人たちを「人の顔を覚えるのが得意チーム」と「覚えるのが不得意チーム」に分けるとすると、自分は間違いなく「不得意チーム」に入るでしょう。
子供の頃から苦手でした。
オトナになってからも、何度も会っている人に「はじめまして」とかましたことが何度あったでしょうか。その後「会ったことありますけど?」と言われたときの気まずさと言ったら。ちょっと慣れましたけど・・・

さすがに仕事関係ではあからさまに覚えてないことを表面化する訳にもいかないので、何とか曖昧にやり過ごすようにしています。(やり過ごせてないかも)
特に「この人はお産した人だっけ?」と思っても、うかつに「おめでとうございました」とか「赤ちゃんどうですか?」とか言っちゃうと、実は不幸な結果だった人だったりする場合があり、非常に危険なので、かなり曖昧な返答をしてしまってます。ごめんよ。

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2004年11月25日

盗難騒ぎ

病院で、患者さんの持ち物が盗まれたという騒ぎがありました。どうやら、気づいたら金目の無くなっていたらしいです。

世間一般でどう思われているのかは分かりませんが、病院というのはかなり盗難が多いところです。知らない者同士が集団生活してるし、面会と称していろんな人が出入りするし。チェックすると言っても、なかなか難しいです。

そういえば、自分も… と、暗い過去を思い出してしまいました。

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2004年11月12日

インフルエンザワクチン

「医師は全員インフルエンザの予防接種を受けるように」と、院長からお達しがありました。
全員受けるようにとか勧告しておきながら、費用は本人負担、というところがすごいですけど。
でも、受けないでインフルエンザにかかったときの気まずさを思うと、イヤだと言うわけにもいかず、仕方なく接種会場へ足を運びました。

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2004年11月11日

先生方の税金対策に・・・

午前中のバタバタしているときに、交換台から「××医大(私の出身大学)の○○先生からです」と廻ってきた電話。
「××医大ご出身の先生方にご連絡させて頂いているのですが、先生方の確定申告のお手伝いをさせていただいておりまして。」というものでした。
あのねー、うちには確定申告を人にやってもらうような経済的な余裕は無いっつーの。(そもそも病院が年末調整してくれるが)

実はこういった押し売り系の電話は、結構よくかかってくるのです。特に当直や土日の当番の時。患者のふりをして「当直の先生お願いします」と電話してきて、こちらが電話を受けると「先生方の税金対策にマンション経営のご案内をしているのですが」と来るのですよ。

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2004年11月 9日

緊急アッペ

外科で虫垂炎の緊急手術(通称:アッペ)があり、人手が足りないと言うことで助手を頼まれました。
当直あけでちょっとボーっとしてるけど、困ったときはお互い様(よくカイザーの助手を頼むのです)、私で良ければお手伝いしましょう!と、意気揚々とオペ室へ。

オペ室に入ってびっくりしたことがありまして。・・・それは患者さんが男性だったことです!
そうか、患者さんというのは女性だけじゃなくて男性ってこともあり得るんですね。忘れてました。いつも女性しか診てないものですから(赤ちゃんは除く)。

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2004年11月 6日

近くの市でも小児科閉鎖の危機。

都内多摩地区の割とお近くの市立病院で、小児科医が今年中に全員引き上げることとなり、閉鎖の危機に立たされているというニュースがありました。

産経Web多摩版

**市立病院 常勤小児科医不在も
派遣医引き揚げ、来年1月から
応募者目下ゼロ

 **市立病院(同市多摩平、****院長)の小児科で、来年1月から常勤の医師がいなくなる可能性があることが22日までに分かった。新たな医師が確保できない場合、一般診療や患者の入院受け入れ停止などの可能性もある。

(ここでは敢えて病院名を隠してあります)

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2004年10月28日

医療現場にもおれおれ詐欺が

新潟地震の被災者の関係者に対するおれおれ詐欺が横行しているらしいです。世の中、ほんと血も涙も無い人たちがいるものだと思ってしまいます。

先日、うちの病院にも「おれおれ詐欺に注意!」というビラがまわってきました。
どうやら、医療関係者に対するおれおれ詐欺が流行っているらしいのです。

「看護師の娘さんが患者にインシュリンを大量に注射してしまい、患者が死亡した。示談にするための金が300万足りない」と、病院関係者を装った電話があったとか。
医者の息子が医療ミスを起こしたとかいうアレンジ版(こっちが元かも)もあるらしいです。

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2004年10月19日

ツベルクリン反応

今日はツベルクリン反応(略してツ反)の検査日でした。いや、無視していたらポケベルで呼ばれて、しぶしぶ射ちに行ったんですけど。

もーのすごく久しぶりに皮内注射(皮膚の中に液体を入れる)をされました。痛かった~。

2日後に判定なんですけど、判定法は「自分で判定して、結果の紙を後で提出」。
うーん、セルフサービス。「自分で注射」では無いだけ良いのでしょう。

2004年9月13日

当直中の風呂

あー、また今日も当直をしています。今のところ夕方に「局所が痒い」電話があっただけで、まぁまぁ落ち着いてます。

こんな落ち着いた夜であっても、個人的に頭を悩まされるのが
「当直中にいかに入浴するか?」
という問題です。

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2004年9月 3日

レセプト嫌い・・・

今日は当直です。先ほどひとりお生まれになり(吸引分娩でハードでしたが)、陣痛室が空になって嬉しい今日この頃です。ああ、このまま今夜が終わればいいのに。

しかし寝てしまうわけにはいきません。
医者の月初めのお仕事といえば・・・レセプト点検、というのがあるのです。
レセプト点検というのはですねぇ。うまく説明できないんですけど、まずレセプトというのは保険請求の明細で、月ごとに外来と入院それぞれの患者さんすべてについて出力されるわけです。それで、その内容を点検するっちゅーか、実際には、自分のつけた病名とやった検査や投薬などが合っているかを点検して、あっていない場合は辻褄が合うように何とかする、てなことです。
これが毎月のはじめにありまして、どこの病院でも地味~に行われています。

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2004年7月16日

当直について分かったことがあります。

今日は当直です。先ほどから当直の時間帯に入ったところです。
さて。
私のblogをふりかえると、当直になるとちょこちょこと関連の内容を書いたりしていますが、他の人たちもそうなのでしょうか。ちょっと気になったので、Googleで「当直 blog」をキーワードにして検索してみました。
・・・すると。すごい数。ちゃんと大部分が医師が当直時間に書いてるモノです(最初のうちのページしか確認してないけどな)。うーん、みんな、やること考えること同じなんですねぇ。
その膨大な当直系blogの中で、割と引用されていた記事がありました。今まで知らなかったのですけど。

当直月10回など過酷勤務、500救急病院にメス : 医療ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ON-LINE (読売新聞)


 夜間の小児救急などで医師の過重労働が問題化する中、厚生労働省労働基準局は、当直勤務の実態が労働基準法に大きく違反している約500の救急指定病院を対象に、初の全国一斉立ち入り検査に乗り出す。


ふむふむ。

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2004年7月 9日

ついてない一日。

昨日の出来事ですが。

朝、抗癌剤の溶解をしていたら、注射器の接続部が外れて暴発しました。真っ赤なアドリアマイシンが白衣と周囲を染めてゆく。手袋をしていたので、皮膚にはつかなかったけど、朝からガッカリです。1本*万円の薬が無駄になってしまった。

さらに点滴を開始するために、患者さんの腕に留置針を刺したところ、何故か留置針の外筒が無い。それじゃ刺した意味が無いです(点滴を留置できません)。患者さんゴメンナサイ。謝ってやり直しです。
こんなこと初めて。今日はいったい何かあるのか?

昼間はなんとかバタバタと過ぎていきましたが、夜11時過ぎ、やっと家に帰り着いてビールを空けた瞬間、緊急オペで呼び出し。ううう。ひどすぎる。
しかもそのオペ中に、・・・もう書けません、ひどすぎて・・・(ミスとかじゃないですよ)

そのまま仮眠室で朝を迎え、なんとか一日が終了。
なんか呪われてる?と思った一日でした。

2004年7月 1日

ガンバレ受付さん。

今日は久々に当直です。しばらくの間、当直回数が少なくなってちょっと楽していた(不整脈も治った)のも束の間、今月はちょくちょく当直があるようです。ガンバレ私。

さて。うちの病院は、夜間の電話受付をアルバイトの方がやっています。
その方が、素人だから当然かも知れないけどけっこう大ボケで・・・
例えば。

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2004年6月 4日

女医はつらい・・・のかなぁ?

ちょっと手が空いたときに、ちょこちょことググっていたところ、ある女医さんのblogをみつけました。
asahi.comの「女医はつらいよ 増える女性医師の現場 」についてコメントされているものです。ちなみにアサヒの方の内容は、「女医がどんどん増えてるけど、激務なので出産子育てをするとなると大変。やめてしまう人も多い。」というもの。

それに対する彼女の意見は、こんなふうに締めくくられているわけです。

(以下引用)

それに「女医だから」って肩肘なんて張らないほうがいいと思うんだ。「男と対等に!」とかも思わなくていいんじゃないかと。「自分らしく、自分のできる限り精一杯」やれれば十分だと思うのはやっぱり甘えでしょうか、、、。

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2004年5月27日

日本麻酔科学会

今日から土曜日まで、日本麻酔科学会だそうです。
麻酔科学会・・・それは、年に二回ある麻酔科の先生達の学会です。何故だか麻酔科学会の時は、麻酔科の先生は全員お休みして学会に行って良いことになっているらしく、今日からの3日間は、全国的にどこの病院にも麻酔科医が殆どおらず(大病院だと数名の留守番が居ますが)、学会の行われている名古屋に集結しています(学会の会場は毎回異なります)。
ああ、まるで神無月の神様のよう。
麻酔科の先生が居ないので、ワタシは今日、本来は手術日なのですが、手術が出来ないためちょっとヒマです。緊急手術などは自分たちで麻酔かけて行います。

名古屋周辺以外在住の方々は、今日は麻酔が必要な病気などをしないよう気を付けましょうね。